2023
01.16
01.16
タイトルは待ち人占でありますが、実際は、「出したメールの返事を待つ」というものでございます。
依頼者は、なにか大切な要件があり、先方にメールを出したのだが、その返事がこないので、
「嫌われたのでしょーか?」
やや焦っておられているご様子。
「いつメールを出したのですか?」
と尋ねましたところ、
「昨日…」
はぁ。
もう少し待てばいいのに…と内心あきれましたが、
「どーしても」
と頼まれるままに神蓍を振りまして、卦を出しましたです。
天地否。
六合卦であります。
吉卦なのでございます。
〇が依頼主。
△が相手。
卯ー戌の合。しかも戌はメールとか電話とか手紙を意味する父母。
傷は、戌の父母が空亡であることでございます。
先方が、そのメールに気づいていないことを意味しますです。
戌亥空亡は本日まで。
「明日には空亡が明けるので大丈夫」
と申しました。
数時間後、夜の9時に依頼者から電話がございまして、
「たったいまメールの返事がきました」
明日を待つことなく、戌の刻に連絡がついたというわけであります。
さて、それは良かったと胸を撫でおろし、この卦を見つめなおしました。
依頼者である卯が酉日ですから日破となっていることに、ふと、
「合処冲」
となるのでは…。
合処冲とは、いちど纏まったものがバラバラに散るという意味であります。
この意味するところは。
まだ結果は聞いてはおりませんが、酉は兄弟という破財星がつくところから見ると、お金のことをキチンとする必要がありそーだ。
それにしても、断易という占いは、
「なかなかのもの」
感心するばかりなのでありました。
巳酉丑で三合会局する…んだっけ?あれれ、ノート見直さないと。
●十傳より→動いていればですね。