2023
02.28

モリオカの繁華街は40年ほど以前に、城跡の東から、西へと移ったのでございます。
その引き金となったのが、デパートの移転。
それまでは肴町とよぶ、老舗が並ぶ、この通りでありました。
が、繁華街をささえるデパートがなくなってからは、さびれる一方。
苦し紛れにアーケードを設置しましたけれど、
「うす暗くなった」
「汚い感じ」
さらに衰退に拍車がかかったのでございます。

デパートは、建物はそのままに、いくつかの店舗がはいりましたが、衰退を止めることはできませんでした。
ついにウクライナ状態となり、建物の取り壊しと相成ったのでした。

学生の頃は、この一帯は恋のスポットでございました。
光フェアビルとか松屋もありまして、恋を求めるジャンゴたちが集まって、花と音楽に包まれておりました。

「建国安邦金鏡」という町作りの家相の原書に照らし合わせますと、
「これではダメだ…」
してはならない町作りの手本のように、方位も時期もすべてボタンを掛け違った方法を選んでおります。

無駄な努力をしているのであります。

町はまとまりを失い、郊外の東京資本の大型店舗へと人が流出するよーに、いつくかのバイパスがつくられ、モリオカから魂が抜けだしているのでございます。
陰謀と断定したくなるほどであります。

私メと同じような年代の方々は、ただあっけにとられるばかり。

「宮沢賢治たちが利用した井戸水の跡」とか、オショシイこじつけの場所が忽然と出来たりしておりますです。

しかし、街も生き物であります。時代によって形を変えるのであります。
住人たちの思考の形と、街の形は、酷似しております。

これではダメだ…の町作りも宿命的なものかもしれません。

もうすこし、町作りの家相を研究したいと思っているのでございますです。

  1. 3月1日10時08分〜11時41分 ?
    ボイドタイム。注意したいと思います。

    ●十傳より→ですね。最近、変な感じですし。

    • 春きぬと 人はいへども うぐひすの
        なかぬかぎりは あらじとぞ思ふ

      3月のボイドタイム 鶯の初音のように、香る梅の花の季節
      お待ち申し上げておりますです。

      ●十傳より→雪のうちに春は来にけり鶯の凍れる泪いまや解くらむ 本日、UPいたしますです。

  2. 奇門遁甲に家相があるなんて、全然知りませんでした。
    フラっと立ち寄って、ここは空気が綺麗だと感じたら、町の家相が良いということなのでしょうか?

    ●十傳より→それらを体系化したものであります。

  3. 先生が、持っていらっしゃる家相の本って、どこにも売ってないんですよ。
    先生は、どこで購入されているんですか?(^^)

    ●十傳より→そりゃあ出版本ではございませんから、手に入れることは激しく困難でありましょー。古本屋、あるいは台湾で発見できる稀覯本でございますです。占いの原書はだいたいそーであります。

  4. やっぱり、、、台湾かあ、、、古本屋も、占いの本なんか扱ってるような所は、なかなか無いし、、、。
    第一、手に入れられたとしても、読めるだろうか、、、泣。
    ハードル高い。笑

    ●十傳より→しかも漢文ですからね。

  5. 約20年前に 図書館を壊して更地になっていた公の土地に
    老人ホームなどが入る5階建てビルの工事が始まりました。
    我がマンションの道路挟んで反対側、目の前であります。
    一車線道路を挟んでるので またマシでしょうが、
    一年に渡る工事、引っ越すわけにもいかず 心配です。
    影響はやはりあるのでしょうか?
    先生、できる何か方法はございますでしょうか?
    どうぞよろしくお願い致します。

    ●十傳より→太い道路であれば幸いです。見てみませんことには、なんとも言えませんし、対策もこうじられませんです。

    • 先生、ありがとうございます。
      マンションベランダの南側に 片側一車線の道路ですが
      トラックなどの交通量が多いのが幸いしてくれると助かります。
      サビ釘などをぶち込んでやりたいのですが、こっちにも影響ありそうで
      動きが取れません。敷地は地鎮祭をせずに工事を始めていますし、せめてハサミを向けて対抗しようかと思います。
      先生のパワーボックスは守ってくれています。
      このような基本的な大切なことをもっと 学びたいと思います。
      先生に学んでから 生活に関してとても敏感になりました。
      感謝しています。

      ●十傳より→それは良いことであります。対抗処置も4月からの家相で取り上げたいと思います。