2026
04.08
04.08
花祭りでしたので、いつものお寺に向かったのでした。
いつものお寺ーー日本酒を何杯も振舞ってくれるお寺なのであります。
このお寺を発見するまで、10年以上も、横浜や鎌倉や横須賀まで彷徨っておりました。
甘茶も用意していない法華経のけち臭いお寺もありました。
このお寺を発見したのは偶然です。
ジムで耳にしたからであります。
今年は去年より、桜が散るのがいささか早いのでした。
桜花のすこしが枝にしがみついているのでした。
その枝から富士の山がのぞいていました。
「名物だからな、ここからの富士の眺めは」
老人たちが語っておりました。
なるほど特別な眺めでございました。
若者は誰一人おりません。
いや、おりました。幼稚園の園児たちがヒヨコのように老人たちの隙間が見えていました。
テントの下では、振る舞い酒と、焼き芋が用意されいるのでした。
お酒の良い匂いが、春風にのって香っているのでした。
年寄りたちが五、六人。
檀家さんグループなのか、年寄りが手招きしてくれたのでベンチに腰を下ろしましたです。
竹には五合ほどの日本酒が入っているのでした。
松竹梅。
注がれるまま、たちまち七杯をあけましたです。
焼き芋も三つ胃袋におさめたのでした。
ああ、この老人たちの数人は、来年にはこの世の人ではないかもしれないと思い、ふと、私メと同じぐらいの年齢かしれないと気付いたのでした。
参拝者がふたたび集まってきたので腰を上げました。
ああ、良い一日でありました。
今の何でもかんでも、物価高のこのご時世で、無料で飲み食い出来るのは、最高です。
●十傳より→飲み屋だと1万円は取られましたね。でも、振舞われるというのは気持ちのイイものであります。檀家が太いのでありましょー。