2026
05.25
05.25
先日、灰汁をぬいたフキを料理しました。
ひとつは伽羅ブキに。
もうひとつは煮つけに。
別々の運命となったのでした。
幼い頃に読んだ物語を思い出しましたです。
三人の兄弟の話です。
三人の兄弟が成人したので家を出ると、三本の分かれ道にさしかかりました。
ひとりは右の道、ひとりは真ん中の道。残るひとりは左の道。
そーして20年が経ちました。
真ん中の道を選んだ弟は、その後、商いが成功し、大金持ちになりました。
或る夜、会合から戻った弟は、家が荒らされていることに驚きました。
ドロボーに家があらされ金品を盗まれていたのでした。家族も惨殺されていました。
まもなくドロボーは捕まり、そして裁判にかけられました。
その裁判所で、捕らえられたドロボーを見て弟はまたしても驚きました。
なんと左側の道を選んだ兄だったのです。
そればかりか裁判官は、真ん中の道を選んだ大兄。
運命の悪戯です。
だいたい、こんな話だったと思いますです。
伽羅ブキとなったフキ、煮つけとなったフキ。
それぞれの運命は違えど、私メの胃袋におさまり、そして今朝には排便とあいなった宿命でございました。
No Comment.
▼コメントする