2011
11.25
11.25
今年は気温が高く、まだカメ子は冬眠できずにいるのであります。とっくに食欲はなく、しかし生ぬるいために眠ることができずにゴトゴトと動き回っている状態。
来年の春まで体力をキープできるか心配であります。
中後年になっても愛欲のおさまらない人々のようだと言えば、叱られるでしょうか。
若い頃は、恋愛とは10代か20代まで、せいぜい30代の前半くらいまでがボーダーだと信じて疑いませんでしたのに、その30代のお仕舞い頃から、ほんとうの快楽付きのただれた恋愛が始まるとは驚きの事実なのでありました。
「落ちつけ!」
と、自分をたしなめるのでありますが、冬眠を忘れた亀のように、イイ歳をしてお女性とのお遊戯に心をそそられたりするのであります。
が、やはり老いが忍び寄っているためか、どこかひんやりした熱情なのであります。
男に比べ、しかしお女性はまだまだ熱い。
お女性は冬眠しない亀さんなのかもしれませんですね。
これは、せんじつ江の島でみかけた八方睨みの亀さん。
冬眠もせず、つねに周囲に気を配っているとは、お疲れ様であります。
私メは、もはや周囲に配慮することもなく、その日、その時の自分の好色だけに忠実であるようであります。
きっと若い奴らからは、汚らわしい老人だとみられているのではないかと、ニヤリとしてしまいます。
「大人は汚い!」
なんて言われそうでありますです。
それにしてもカメ子はいつおとなしくなるのか。
暗い場所に移動して、強制的に冬眠を促さなければならないと思ったりしているのであります。
あたしも、恋愛とは30半ばくらいまでの特権だと信じていました。
40、50のオジサンオバサンには恋愛などナイ!と思っていたんです。
四十したがり…とか聞くと、「おえっ!」って思っていました…。
独身の頃、いろいろな恋愛をして、
自分の売り出し期間を十分に楽しんだと納得してから結婚したつもりでいたので、
25歳からの10年は、恋愛を忘れて奥さん業に徹していたんです。
それがまさか、冬眠から目覚めることになるとは!
でも、誰かを好きと思える気持ちって、とっても貴重だなって感じるし、
恋愛、とまでいえなくてもいいかな…とか思う43歳の冬です。
●十傳より→若い頃の美意識と相談して、街の景観を害さないようなエア恋愛を愉しむのがイイのかもしれませぬぞ。
時代も変わりました
今の若者は 恋愛なんてしなくていい
<一人> が楽、楽しい、満たされている
・・・ なんだそうですよ
恋愛は年寄りに やらせておけ!って言うのでしょうか
年取ったらするもの? に変わってきたのかもです
現代の年寄りは 携帯やPCの無い時代にいましたから
手紙やら 家族が出る電話で 連絡をとってましたもの
男どもは お父さん出るとヤだから必ず10時の電話とれよ
とか わたくしめなどは 夜中の脱出作戦に明け暮れる日々
苦労を苦労、必死を必死とは思わない時代でもありましたわね
今はそんな事もしなくてすむ若者が なおかつ 恋愛なんて
という心境 ・・・ふーむ なるほどであります。。
●十傳より→マジで好きになるってのはダサいっぽく感じることもあり、こちらが好きになるのはともかく、相手側から好かれるのはたまらなく重荷なのであることも確かなのでありますね。