2012
11.20

調布駅からタクシーで10分ほど。
ここは深大寺なのであります。

学研のフィッテという月刊誌の「パワースポット巡り」の企画のために赴いたのでありました。
編集の方々もカメラマンも、モデルさんも、みなお女性。男は私メだけという、素晴らしいシチュエーションでございました。
しかも、「お母さんの年は?」「お父さんはおいくつ?」
と尋ねますと、40代なのでございます。
つまりお女性というより、女の子の孫に囲まれているようなもの。

濃厚な「気」が充満しておりまして、やはり深大寺は都内では最高のパワースポットなのであります。

ギャラをもらって、懐かしい場所を歩くのは最高の気分であります。
アパートから、この境内まで毎日のように「気」をいれるために走ったのは、じつに28年も昔のことであります。

一時は19キロも減量したものでありました。

もう、その頃の記憶は薄れておりますです。
調布に住んでいたという記録はありますが、何を考え、どういう言動をしていたのか、さっぱり思い出せないのでありました。

まさに老人の如く、若いお女性のあとを、あはあはとついて歩くばかりなのでございます。

木にお手てをあてて、「気」を吸い取るコツを伝授したのでありますが、どこまで伝えることができたのやら。

まあ、すこし休みましょうと、私メが好きな店「きよし」へとなんとなく誘導し、「ここだ、ここだ」と偶然に見つけたように、そばを奢らせることに成功したのでありました。

占いは、「いつ効果が発現されるのか」ということも大問題であります。
パワスポットの場合は、毎日続けることが必要でありますが、効果は約三ヶ月後くらいにでるものであります。

が、何事にも例外があり、「速応」といいまして、すぐに効果がでる場合もあるのでありますです。

いままさに、運ばれた蕎麦を一筋すすったとき、携帯が鳴りました。
ある雑誌からの原稿依頼でありました。ある事情で二年間、意地を張っていた雑誌でありました。

これについてはいつか語ることがあるかもしれませぬが、私メはつまらないところで意地になる性質がございます。そして、それでヨシとするところがあり、いくども無駄な損をしているのでございます。
が今回は、
承諾いたしました。

これぞ、パワースポット巡りにおける速応に他ならないと直感したからでございます。

深大寺……。
ここは良い気の集まるスポット。

いつか皆様と来て、気を入れる作法をご伝授しても、楽しゅうございますですね。

  1. パワースポット巡り…
    そういう十傳セミナーもいいですね!

    ●十傳より→そう、たまにはイイかと思うのですが、思うだけで、ちと億劫かもでありますね。

  2. 保護者同伴の様でもあり・・・いやいや、いいっすね、
    若いお女性に囲まれて。あやかりたし。

    ●十傳より→しかも仕事でありますからね、こういう仕事であれば毎日でもOKざんす。

  3. 深大寺…私も行ってみたいです。
    あやかりたいです…

    ●十傳より→パワスポ巡りと、速応にはコツがあるのであります。ただボヤッと巡っても効果はあっても目には見えないのでありますです。