2013
05.13

名を知りたくない花がございます。

道端のわずかな隙間に雨粒ほどのおおきさの花たちが、ひそやかに、それでいて勢いよく咲く季節であります。

5月の土日のセミナーの翌日は、ぼんやりと、このような花たちを眺めるという贅沢な時間を過ごしておりますです。

間違ったことは言わなかっただろうか、などと、ふと不安になりますが、そういうことを考えるのは意識して封じるのであります。

雑花たちの花の名を知ったとたんに、清々しさが半減しそうな気になります。

明日は、十傳スクールの夜の部。

どういう展開になるかと想像すると楽しくなりますです。

断易でも四柱推命でも、型にあてはめてしまうと、占いの精彩が失われてしまいます。
しかし、型がないと、手掛かりがみつかりませぬ。

型にとらわれず、縦横無尽でいながら、しかし、振り返ると型になっているという占いが美しいのでございますです。
そして、その人の本当の姿が浮き上がるのでありますです。

花の名前は知りたくはないけれど、どういう花で、どんな匂いを漂わせているのか、暑さに弱いのか強いのか、いつまで咲くのか…そういうことを観察してみたいのでございますです。

旅先で立ち寄った店で、ひと言ふた言、会話したあのお女性は、いまごろどうしているのやら…と思いをはせるのと、どこかたよりないところで結ばれているような気がいたしますです。

  1. 最近、家の回りに捨て猫がいるのですが
    猫を飼うと云う行為は運気が上がる行為ですか?
    その猫は人間には慣れていて可愛いのですが
    猫同士の縄張り争いで身体に5カ所傷が出来てしまいました。
    うちでは母が嫌がるので飼う事が出来ないので
    友人に飼ってもらおうかと考えているのですが
    僕の考えは運命論の観点からすると正しいですか?

    ●十傳より→ケダモノとの同居は凶だと兄弟子が申しておりましたです。外で飼うべきものだと。

    • 横からスミマセン。
      猫を飼うことが凶だと知ってしまっても、猫好き、動物好きは変えられそうにありません。

      ケダモノだって、出会いは出会いだと思いたいです。
      この考え方が甘いのかもしれないけれど。

        ●十傳より→兄弟子の考えが正しいのかは分かりませんです。なので私メも飼っているのでございますです。

      • いさなさん、気にしないでください。
        先生は必ず答えてくれるので、不必要にお手数かけたくないので
        基本的にreplyしないようにしていたのですが
        僕自身も似たような考えがよぎってました。
        捨て猫は駄目でも、飼い猫ならOKとか
        犬だったら、友人に頼んで飼ってもらっても大丈夫なのかな
        と考えていました。
        でも先生のアドバイスによって、冷静になれた自分がいたので
        非常に感謝しています。
        捨て猫を飼ってもらうつもりだった友人の家には
        すでに2匹の猫がいて、たぶん相当良い猫だと思います。
        そこに多少なりとも野生化してしまった猫が入って行くと
        必ずケンカになってしまい、相手の2匹の猫がケガすると
        思うからです。
        先生、アドバイスありがとうございました。
        今まで通り今後もたくさん質問すると思うのですが、
        今後ともよろしくお願いします!!

         ●十傳より→私メ個人の意見としましては、身の回りを「吉」で飾ることばかりでは味気ないような気がいたしますです。たとえ「凶」となろうとも好きならそれでイイのでは…と思いますです。猫だけじゃなくても。

  2. 秘すれば花なり、秘せずば・・・ 

    色々な場面で通ずる言葉だとしみじみしております

    ●十傳より→欧米の影響で、自論を相手に伝えることが、いまは正しいこととされつつありますが、私メに限っていえば、お女性の話をほとんど聞き流しているようでありますです。言葉ではない別の会話に聞き耳を立てているせいかもしれませぬ。

  3. 先生は心根のやさしいロマンチックな方ですね。
    左上の花を見ていましたら、まるで
    「先生、どうか私をここから連れ出して」
    「いいえ、私を どうか私を」
    と、花達が先生に懇願しているかのようです。
    先生はその花達の声を聞き
    「どの女性にしようか」
    「この綺麗なコにしようか」
    「それとも幼いが悪い虫がついているこのコにしようか」
    「いやいや、散りかかっているこの女性にしよう」
    と思案している先生の姿をつい想像してしまいました。
    失礼しました。

    ●十傳より→そうやって、ややっこしいことになり、ついには噛みつかれてしまうのでございますです。

  4. 挨拶程度の 名前も知らない関係 なかなか心地よい関係でございますです。
    濁情への行き先には なっていないのでございましょうか。

    咲いているお花のからだで 虫たちがいちゃついているのでございます。

     ●十傳より→男女の関係に「?」という疑問符の虫は絶対に必要でありますです。

  5. 濁情・・・ですと、どうにも気持ちがはやらないのです。気分が高まらず盛り上がりに欠け嫉妬心もおこりません。そうなると夫婦関係となんら変わらないなーと。

     ●十傳より→たしかに、嫉妬、背徳、禁断は官能にしみる三大要素でありますですね。そして官能のきわめつけはハートであることも確かであります。が、かといって恋愛は…エアジェラシーが安心いたしますです。