07.10
「んでば」
と18歳の春に別れたきり、会わないでいるクラスメイトはかなりの数でありましょう。
田端君も、その一人でありました。
卒業後、20数年が過ぎてから、人づてに「モリオカに帰っているらしじぇ」と聞いたことがございます。
白血病で入院しているということでありました。
田端君は、東京の病院のX線技師でありました。
「死ぬぞ、は」
「イイおん、死んでもいいおんや」
と別れたきりでございました。
そして田端君は、誰とも会いたくないといって、死んだそうでございます。
さて、福島でございます。
東電の58歳の、震災のとき陣頭をとっていた男が、食道がんで亡くなったとか。
放射能を浴びたのが原因ではないと、東電は語っているらしいのであります。
真相は分かりませぬが、マスコミも妙に、ソレについては押し黙っているのであります。
代わりに、「この夏は暑い暑い」とばかりに、大騒ぎしているのであります。
どうもヘンでございます。
あたかもクーラーが必需品で、ソレに使う電気がいかに大切かを、じんわりと広めているような気がいてなりませぬ。
つまり原発が必要だと、煽っているかのようであります。
ヘンだといえば、オリンピック誘致も同様であります。
いつから東京都民は、誘致に賛成に回ったのでありましょう。
いや、テレビでは、すくなくても誘致に反対する人々の報道はいっさいございませんです。
サル民族は、先の総選挙でも分かる通りに、情報に染まるのが特徴でございますです。
その結果、鳩山に元首相という肩書を与えてしまったわけでございます。
ふたたび総選挙があるそうでありますが、サル民族はまたしても投票などするのでありましょうか。
やはりテレビでは、投票を呼びかけ、投票することが正しいことだと押し付けておりますです。
運命学では、
投票は、よく知りもしない赤の他人に、汚職の権利を与える無責任な行為とされておりますです。
占いを志す者、あるいは運命学を追及したい人は、投票してはなりませぬ。
情報という人心の操作が、今年になってからとくに目立つのであります。
だいたいにして、
石原裕次郎という俳優がおりましたが、カッコイイと本当に思っておりますでしょうか。
私メはそうは思いませんです。
スキーなどで骨折などする運動神経のよほど鈍い男だと下に見ておりましたです。
たとえば、そういうように情報排除して、自分の目でものごとを見ることによって、正しいかどうかはわかりませが、カンが養われるのでございますです。
恐ろしい画像です。
被害にあわれた人達の恐怖が伝わってきそうで
辛くて直視できません。
すいません。
改めて自分のズルさを実感しました。
先生はあの地震で身内や友人知人を亡くされたのですね。
その時、先生の受けたショックはどれほどのものだったか
軽々しくお悔やみの言葉も言えません。
少しでも傷が癒えますよう。
●十傳より→歌い手どもがへらへらとやってきてもダメなのであります。被災地は、不輸不入として独立国を作るしかなさそうでありますです。
「家にテレビがない」と言ったら、「え! 普通の人だと思ってたのに」と言われたことがありました。
震災の写真を見て、ふいに思い出しました。
●十傳より→断易の達人になるでありましょう。私メも三年間、TVと新聞、雑誌とは無縁の生活をしておりました。自分で、今日は暑いのか、すこし涼しいのかというところまで感じ取れればこっちのものであります。…その暁にはTVをプレゼントいたしましょうか?
わー、ありがとうございます!! 麗しの断易、頑張ろうー。
何か信念があるわけではなく、どれを選べばいいのかわからないことと、設置場所を決めかねてのことなんですが…。
●十傳より→テレビは消すためにあるってことが分かるはずであります。消した直後の静寂はしやわせのひとつでありますから。ボタンひとつで消えるのでありますから、津波のようでありますです。
小野先生
いつも先生のブログを興味深く拝読させて
いただいています。ありがとうございます。
特に、7月10日
「運命学では、選挙というものは、・・・」から
始まり、「石原裕次郎・・かっこよくない・・」まで
多くの人が、石原裕次郎に夢中でしたが、小生など
余り興味なく、自分は変わり者、少数派なのだと
思っていました。
ところで、話は変わりますが、もし、小生ごときが
結婚するとすると、事実婚がいいと思いますが、
(これも少数派)先生のご高説を拝聴させてください。
お互いに束縛しない。一緒に住まない。けれど
困ったときは、お互いに助け合う。週に一二度会い
食事を。互いのアラが見えにくい。新鮮(?)
よろしくお願いします。
●十傳より→通い婚は男の理想の姿でありますが、お女性が、それでは不安でありましょう。お女性は、男よりずっと浮気者ですしね。通い婚ならば相手は四人ほどキープすべきでありましょう。が、困ったときは少しは助けるけれど、自分が困っても助けは求めない。これが良うございます。
>投票は、よく知りもしない赤の他人に、汚職の権利を与える無責任な行為とされておりますです。
学生の時はいつもこのように考えていました。
会社員になってからこのような発言をすると白い目で見られるため、ずっと自粛。
しかし間違ってなかったのですね!
これから運命学もお勉強しようと思います。
●十傳より→正しいことに老いも若きもございませんです。投票に限らず、周囲の者たちの語ることは、すべて間違ったことと考えて正解でありましょう。