2015
10.15

断易初等科は、六か月延長しまして、次回から三冊目のテキストに入るのであります。

講義しておりまして、じつは不安だったのであります。
「ちゃんと覚えてもらえているのだろうか?」
「教え方がマズイのではあるまいか」
「急ぎ過ぎているのかもしれないぞ」

しかし、先日、ある受講生からご質問があり、本人の解釈が添えられていて、それを見て、ホッといたしました。
「おおっ、キチンとおぼえている!」と。

断易は知識よりも、日々の実占が大切なのであります。

「実占しながら原則を踏まえて解釈する」

これが王道でございます。
ちょっと齧っただけではいけませぬ。
知ったかぶりになり、いい加減な解釈をして原則を曲げてしまうと、奥義に到達することはできませぬ。
いい加減な解釈でも、当たりますから、そこで名人気取りになってしまうのが断易の恐ろしい落とし穴。
原則から逸脱すると、さざ波のような細かな解釈へ向かう道が閉鎖されるのでございます。

「吉凶」と「状況判断」

この二つを分けることも大切であります。

とても独学で到達することは叶わぬ占術でございますです。

初等科の最後の六回をクリアすれば、次は中等科、高等科へとだんだんと加速度的に進むのであります。

名ばかりの名人はたくさんおいでであります。
が、二言三言喋っているのを耳にいたしますと、「まだまだであるな」と感じてしまい、「十傳スクールはたいしたものだぞ」と手前味噌に帰結するのでございます。

へすけた奇門遁甲、おまぬけな四柱推命が溢れております。

おそらく中身は空っぽで、いつニセ占いがバレルか心配だろう名人さんを一列に並べて端っこからバリバリと自動小銃をぶっ放つ妄想にかられつつ、「これは、もうしばらく講義を続けなければなるまいて」と思ってしまうのでありました。

本当の名人、達人を育てなければなりませんもん。

  1. お世話になっております。
    おお!これが新しいテキスト。気がつけば一年間お世話になっておりました。引き続きよろしくお願い申し上げます。
    また、矢張りまだ使えるものでもない状態ですが、生活の道具にせねば、との思い日々強まります。
    私なりの実践記をお聞きください。近く仕事拠点を借りようと家相セミナー春、秋の陣で得た知識と断易初等科の知識で勝負です。ネットで案件を抽出し現地で不動産屋さんと内見。趣味でとカミングアウトし、羅盤で集合住宅での門、屋向などをみます。データはすぐに撮影。彼らも興味津々みたいでした。冒頭、良い案件は邪魔が入るというと、実は祝日で管理会社が休みでしてとほざきます。お前が土曜じゃなくて祝日に誘導したんだろが!と思いつつ、まあ今日自体、奇門遁甲時盤も取ってるしこんなもんだろと達観します。狙っていた案件が見れませんので、喫茶店でお茶しながらノーパソで別案件を出させます。更に良さげな案件が!しかしはやり先方の管理会社が電話でません。別れた後、めげずに門向などを確認し、現地の不動産屋に飛び込むなどして別案件もいろいろ見ました。しかし、いろいろみるとちょっと町が変わったり、通りが変わると正に気が変わります。データを取り、家相評価した数件から更に断易で絞りこみます。まだヨチヨチですから、納甲だけでもヘトヘトですが明らかに結果がでるのが断易ですね。なかなか本命は最後まで邪魔が入りましたが、日を変え内見しましたら、これなら!と納得した物件でした。しかしまだ油断はできません。最後は仕上げの奇門遁甲月盤を取らせていただきます。
    本当に先生から伝授うけたものは実用可能で素晴らしいです。他にこんな凄い占い教室絶対ないと思います。
    さて、家相セミナーの最終回、奇門遁甲家相を何故受けてからじゃないの?と言われそうですが、これは近い将来、自宅新築に使おうかと。それまでに断易も日々使い、今までの復習をしつつ更に上を目指したいです。四柱推命、奇門遁甲も基礎から学び、家族も幸せになる家を建てたいと考えます。
    そういえば今週末は四柱推命初等科、奇門遁甲下期とワクワクがとまりません。
    激動の時代を切り抜け、夢を手にするために、引き続き先生の十傳スクールで学ばせていただきたいと思います。ご指導ありがとうございます。

    ●十傳より→「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と言われ続けている占いでありますが、なぜか「当たるも八卦」は置き坐理にされ「当たらぬも八卦」だけが話題に上がるのも面白い現象であります。そのなかで、1年間も十傳スクールに通われたことはかなりヤバイかもであります。今後とも、科学反応の世において超然たる存在の占いを、どーぞよろしくであります。

    • お世話になっております。
      いや〜断易の天才美女がいらっしゃったですか、いやこの世界本当に素晴らしい。でも、その方がメチャクチャポテンシャル高いのはわかりますが、先生の存在が大きいです。本当にありがたいです。皆様に感謝です、
      今日は四柱推命初等科、初回後のキックオフ的懇親会ありがとうございます。やはり、四柱推命、命の勉強は興味深々、楽しいです。一回目で大運までだせますか。凄いです。
      明日は奇門遁甲初等科、下期ですね。連日大変お疲れ様です。
      引き続きよろしくお願い申し上げます。

      ●十傳より→奇門遁甲初等科は二回目でありますが、ちとクオリティが高すぎるようになっております。手綱を絞らねば。

  2. 数多い占い師がいる中、 「ニセ者」と見抜く目を持った 先生のように優れた占い師は
    ほんの一握りなのでしょう
    他の人は ガラス玉を宝石と有難がり、そのガラス玉に振り回されますが
    先生の生徒さん達は 「金脈」を掘り当てたようなものですね
    そして、いつか、先生の下を巣立っていくのでしょう
    黄金色に輝きながら

    ●十傳より→すこしエラそーでありましたね。なにしろ、その受講生の断易の解き方が鮮やかでありましたから。