10.16
易において恋の卦は四つありますです。咸、恒、漸、帰妹であります。
その中の「沢山咸」はなんとなく微笑ましいのであります。
初爻は足の親指に性感帯があるといい、二爻はふくらはぎが感るとあり、三爻はお股。
四爻は貞節を守れとあり五爻は背中、上爻はキス、これは婚前交性の最後らしいのであります。
むかしのことだと一笑しがちでありますが、もうひとつの恋の卦の「雷沢帰妹」になりますと、徹頭徹尾、肉体関係を論じていて、とこにお女性の愛欲の泥沼化で貫かれ、ばかりか近親相関にも及ぶ如き凄まじさなのであります。(近親相関については一般書ではカットされておりますです)
ところで賢母はもてはやされますですのに、賢妻はあまり喧伝されませんです。良妻と言われますですよね。
賢女と良女と、妻と女を入れ替えると、なんとなく男たちには納得できるはずでございます。
賢いお女性より、良いお女性を選んでしまうのでありますから。
賢いお女性はベッドでも仕事の話をしそうでございます。コトの最中においても「昨日の、あなたの発言なんですけど」と言われそうであります。そして、あまり美味しそうでありません。「そんな下品なことはできません」なんと叱られる危険も。
そこにくると良いお女性は、すべて分かってもらえそうです。
夜には妖婦になってくれるよーな感じがいたします。
で、悪いお女性とは、朝昼晩、これが妖女であります。仕事中でも男が喜ぶかと思ってエロ話をするお女性。たしかに男は喜びますですが、「こんな女と一緒になったら、困ったことになるであろー」と不安を抱くのであります。
と、単純にお女性を三区分いたしますと、恋愛で不利なのは賢いお女性と悪いお女性ということになり、実占のケースでも失恋や男に逃げられるケースが多いのでございます。
さいきん、男が結婚したがらないのは経済的な理由だけでもなさそうであることが、ここから読み解くことも可能かもであります。
たまには徹頭徹尾、雷沢帰妹の日があってもよいのではと。
え、なになに? 毎日、雷沢帰妹ですと?
であれば、悪い女でありますね。私メは大好物でございますけど…。
時と場所を選び 発言や行動が出来、相手の男性が何を望んでいるかを察し
その望みを さり気なく受け入れてあげる賢さを持ち
優しく包み込むような愛情を捧げられる 良き女性
そして、夜には男性が望むなら 娼婦のように
これが理想の女性像なのかもしれませんけど、数少ないでしょう
●十傳より→皆無でございましょう。だからイイのであります。
10/16丁戊を実行しました。今日も河原町はシナ人だらけでした。
●十傳より→もはや京都はお仕舞かもでありますぜ。
先生こんばんは。
Blogの内容とは関係ない質問を何度かさせていただいてます。
それでまた今回も質問です。
動物の死を最近見るのですが、なにかしら不吉なのですか?
●十傳より→死は再生の象徴でございます。新しい方向性を見つけよという暗示ではないかと。
なるほど。お答いただきありがとうございました。
●十傳より→食物の肉も魚も死体でございまして、日々それを体内に取り込んで生きているわけでありますれば。
本当ですね!先生の占いや考え方は好きです。共感できるものばかりで、おかげさまで考え方がすっかり変わりました!
●十傳より→ご近所では、普通人を演じてくださいまし。
帰妹を悪く言う占い師ばかりでうんざりしてました
小野先生はやっぱり違いますね!
ところで帰妹って年下の少女って意味もありますよね?
●十傳より→でしたっけかね。
雷沢帰妹にそんな背徳エロスが隠されていたなんて…
順番が逆とか表向きの言葉だったんですね
●十傳より→生々しさが易の面白いところであります。