2010
09.28
09.28
誰かを愛することは、それ以外の人を愛さないことである…なんて書いたら「いえいえ違いますよ」と反論されそうでありますが、でも、やはり愛はそういう差別が付きまとうのだと断言いたすのでございますです。
「彼を愛しているから、あなたを愛することはできないの」なんてね。
恋愛は友達も親も兄弟姉妹をも愛さなくするパワーがあるものであります。
差別のない愛は、それは果たして愛でございましょうか。
「彼のことも、あなたのことも好き。愛している」
よく聞くことでございます。
「彼のことも、あなたのことも好きだからセックスするのよ」
こうなるのでございますよ。二股愛とか、不倫とかでしょうか。
「あなたのことを愛しているから、夫とはセックスできないの」
差別でございますね。でも、これが愛だと思うのであります。
では、憎しみはどうでありましょうか。
ヤツを憎んでいるから、おまえのことは憎まない…とはいきませんですね。
奴もお前も、この世の奴すべてを憎んでいる…ってことも可能なのでございます。
この場合は、「自分は憎まない」っていうことになりそうですね。場合によっては自分も嫌いってケースもありそうなので、憎しみには愛に比べて差別はないようであります。
ああ、画像はローマ駅にて、であります。
この話題とは関係ありませんでした。