2010
10.28
老母とドライブをしたのでございます。
ここはモリオカから東北の方位にある岩泉町。
小学校の建物を活かしてニューアルした道の駅であります。
寒いのでございます。
ニセの皮ジャンが役に立ち、メガネも寒さよけには丁度いいのでありました。
ね、もうチンピラではないでがんしょ?
「あんや、このカメラには覗くところはねのっかぁ?」
と老母はデジカメを知らないのでございます。
そのうちに雪が舞いはじめ…道ばたをご覧ください。
雪なのであります。
今年初めての雪に、心は躍るのでありました。
陰鬱な冬の空。
北海道とも日本海側ともちがう、東北の晩秋のたたずまいなのであります。
最高の季節が戻ってきたという雰囲気であります。
風景が陰鬱ですから、気持ちが落ち込んでいたとしても、この風景を眺めていれば「それどころじゃないぞ」という気分にしてくれるかもしれませんです。
天才ベーシスト、ポール・チャンバーズの演奏を聴いているようでもあります。
さて、明日はどこを回るか…。そんな会話をしつつハンドルを操るのでありました。
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2010
10.27
新幹線は滑るようにモリオカに到着したのでありました。
手前の川は北上川と雫石川の合流地点。
その後ろにモリオカ市街が寂しく広がっているのでございます。
駅に出ますと、身が縮こまるほどの冷気が風とともに這い上がってくるのであります。
今回は、馴染みの店が閉店することもあり、予定を早めてのモリオカ戻りであります。
思い出したように霧のような雨がパラついています。
「雪でねっかぁ?」
と誰かか言っているのでした。
実家に帰る前に、向かう場所がございます。
タイミング良く、遠縁の伯父が亡くなったので、その葬式に出なければなりません。
バスに乗りました。
思春期の頃とはずいぶん風景が変わりましが、市内を眺めつつ、お寺へと行くのでありました。
しかし寒いのであります。前の座席のオバちゃんのように、私もマフラーをしたのでした。
なんだか疲れているようで、ウトウトしてしまいます。
荒涼とした晩秋のたたずまいは、贅沢なほど格別であります。
私も、願わくば、この季節に息絶えたいと思ったりするのでした。
久しぶりの郷里は、とても心が落ち着くのであります。
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2010
10.26
サングラスというか、メガネを買ってみたのであります。
なにしろ、例のチンピラサングラスは、あまりにヤバすぎると恥ずかしくなったからであります。
あれでは1970年代のアンちゃんではござらぬか。
何の話か? と思った方は、ブログを過去にさかのぼると、「おおっ、これか」と私が裸身にニセ皮のジャケットをはおり、宇崎竜童がかけるようなサングラス姿を発見するでありましょう。
そこで、このメガネにしたのでございます。
あん蜜屋も許してくれるでありましょう。
人相とはバカにしたものではなく、サングラス一つでイメージが変わるものなのであります。いや、そのサングラスを平気でかけている精神状態まで見透かされますから、怖いものでございます。
なんですか、いま携帯サイトで「運命の13階段」というヤツも配信しておるのですが、そこでの新企画として、私メの色々な表情を取り上げたいとか。棺桶に入って宇宙を漂流するヤツとか、そういうヤツをやろうと企んでいるのでいるようなのであります。
ふーむ。
ノリやすいたちなので、きっと近々にUPすることになろうかと思います。
チンピラ易者姿もございますでしょう。
まぁ、これで少ない読者というか、利用者を失うことになるはずであります。
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