2010
10.31
10.31
関東に戻りまして、岩手県で買ってきた、辛み大根をさっそくオロシにしておるのでございます。
この紫色がなんともイイ感じではありませぬか。
紫色ではなく白いのもありますが、やはり紫色の方が趣があるようでございますです。
あとは蕎麦をゆでるだけ。
つまり辛み大根は薬味に用いるというだけの話なのであります。
なぁんだぁ、とお思いでしょうが、ほとんどの蕎麦屋でコレを使わないのはどういうことなんでしょうか。
これを蕎麦にのせて、すするわけであります。
刺すような辛さがたまりませぬ。
蕎麦のタレは、寒かったものですから、鶏肉でダシをとって暖かなものにいたしました。
大根はギャンブラーや芸能関係者からは「当たらない」と言われて敬遠されているそうでございます。
大根で食あたりにはならないところからの由来とか。
でも、悪いことにも当たらないと解釈すればいいのであります。
悪いことが起こっても、宝くじで三億円を射止めたいという気持ちはじゅうしゅう分かりますが、その当選確率たるや唖然とするほど低いのでございます。
ならば、当たらなかった原因を「辛み大根を食ったから」にかぶせて、まずはご賞味して欲しいのであります。
白いヤツならスーパーで見かけたことがありますから。