2011
04.11

 せっかくいっぱいに咲いているのに見ないのは可哀想であります。

ワインの壜を片手に夜桜見物をいたしました。
例年よりは満開が遅いようにおもいます。4月10日の夜と記憶して、来年は、再来年は、その次の年はと比較いたしましょう。

 恋をするのに年齢は関係ないとはおもいますが、けれど年齢がうえになると心が鈍感になるというか、ティーンエイジャーのように恋心のためになにも手につかなくなるということは絶えて久しくなっております。

葉桜もいいです。秋の枯れ葉が白壁にそまるのもいいです。枯れた桜の木もそれなりに悪くはありません。
けれどやはり桜の花は格別ですねぇ。
人間に置き換えると20代あたりなんでしょうか。桜の季節というのは。

お金がないとか時間がないとかいろいろと自分に口実を作るものですけれど、やれるうちにやれることをしておかないといけませんですね。
いつまでも桜が咲いているとおもったら大間違いですから。

バスの時間が過ぎたバス停のベンチに座ってワインをのんでいましたら、パトカーがなんども回ってきました。だれか「怪しいヤツがいますよ」と通報したのでしょうか。
気分を壊される前に、そうそうに退散したのでありました。