2011
07.10

占いを学んでいた頃、イヌ好きの美人がおりまして、そのイヌが病気になったときに寝ずの看病をしたと語っていたことをおもいだしているのであります。

ジョルノが金曜日から下痢がつづいたのであります。いつもはおう吐でありまして、とにかく手間のかかるイヌなのであります。なにしろ生存率30パーセントと脅されていましたから。

動物病院に連れていけばイイのでしょうが、例の女医にかかるのがなんとなくはばかられたのであります。

自分で治してみようと思ったのであります。
なにしろ、ジョルノの犬種はチャイクレといって裸イヌであります。冷房はつけていませんが、寝冷えなどもしやすいかもしれません。

そこで私の股間で温めることにいたしました。

このような格好ばかりをつづけていたわけではありませんが、基本はこの姿勢で、今日が日曜日なので三日間ほどジュルノめを温めていたのでございました。

それで、やっと昼頃にカチカチのウンチが出て無事回復とあいなった次第。

「どうせ、わたしなんてイヌ以下の女ですよ」
「わたしが病気になっても、メール一本もよこさないじゃないの」
「ヤレない女にはメールさえバカバカしいんでしょう」

などという声が聞こえてきそうであります。
そんなこと言うもんじゃありませんよ。
ではお尋ねいたしましょう、ってなことになるんですから。
イヌ以上の価値のある女って存在するものでしょうか、とね。

いやいや、誰に言われたわけでもありません。ただ看病疲れのせいか幻聴として聞こえてきただけであります。

アーメン。