2011
07.11

昨日のことです。
ジョルノの腹の具合が回復したので、気晴らしに自転車で近所に買い物に出たのでした。

すると、画像のような鳥の素が、私メに降ってきたのであります。
いちどは振り払いましたが、自転車のあとを風にのって追いかけてくるではありませんか。

自転車を止めましたら、車道の隅を、回転しながら私メの足元で止まったのであります。

あたかも「あなた様に拾っていただきたいのであります」というようにです。

拾い上げると、どうも野鳥の巣なのでありました。
細い杉の枝と、ビニールの紐を器用に編んでこしらえております。

易者である私メは、こういう現象…つまり鳥の巣などとの不思議な縁のようなものを重視するわけであります。
何かの予兆ではないかと。

すると、その二時間ほど後に、むかしとてもお世話になった方から電話がありました。
仕事の鬼のような方で、プライベートではいっさい連絡してこない方です。良さそうな企画の時はしつこいほど密着しますが、そうでない企画の場合は冷たいほど見向きもしない方なのであります。

鳥の巣は、その人となんらかの関連があるのか。それとも別のことなのか。
巣は、自分を覆うもの。安心できる居場所…そういう象徴であります。

と、まぁ、普通の人は気づいてもくだらないと捨ててしまうような現象を、考え込んでは、机の上の鳥の巣を眺めるのでありました。