2011
07.16

さいきん…というか今週は鑑定などの仕事があつまりまして、カンカン照りのなかを事務所までおもむくことになったのでありました。

鑑定というのは、私には不向きかもしれません。ひどく疲れるのであります。日に10人以上の鑑定をする同業者を尊敬してしまうのであります。
私はせいぜい三人までが限界。あとは雑になってしまいそうですし。

そのほかにも原稿の仕事もありまして、そうそう「悦」という官能小説雑誌の占いページをそろそろ手がけなければいけないんでしたっけ。

が、一人の鑑定を終えると、ソファーにしばらくの間、あおむけにダウンしていないといけませんです。Hより疲れるのでありますよ。

窓のそとの空なんかをあおぎながら「いまの鑑定はあれでよかったのかな?」などと事後の確認などをいたすのであります。
本人の質問と、無意識で求めている質問とは別のことが多いからであります。

引っ越しの鑑定といいなから、じつは人間関係たったりいたします。娘の恋愛といいながらじつはお母さんの不倫だったりいたします。健康問題が隠れていたり、息子の事業がほんとうは気になっていることもおおく、あるいは子供の病気をかくして、それを当てられることに恐怖をもっているケースもあり、これをひとつひとつ解していきますので疲労はかなりのものなのであります。
「すぐ分からないのは才能がない証拠では?」
と自分を責めますが、仕方ありません。
易卦を手がかりに推理するしかございませんです。

このスケベな画像は、越後のヤツではございません。越中でもHが崎でもないのであります。
鑑定後にシャワーを浴び、しばしの休息を貪っているのであります。
最初の画像で、プリンターにシャツを干していますが、そういうことなのであります。

私はわりあいに素人占い師にたいして話を聞く方ですが、いざ鑑定では自分でも驚くほどのプロ根性を見せる方ではないかと自負しておりますです。
だからほんとうは素人さんの話も聞いてはいないのでありましよう。

でもまぁ、仕方ありませんね。
占いというわけのわからないことで生活費を得て飯を食っているのでありますから。つまり占いに命を張っているわけなのでありますから。

仕事の終わりに飲む酒だけが、さいきんの悦びでなのでございます。