2011
10.15

やっと、すこし時間ができたので飲みにでも出かけられるかと思っていたら、ジョルノがこの座り方をしているのであります。

これは体調不良のときの座り方。

最近、すんなりと餌を食っていましたが、しらべましたら食道のあたりがゲロゲロと音がしていますです。

人間でいえば胃もたれとか、胸やけ的なモノですが、ジョルノはどーやら食道から胃にかけて欠陥があるらしく、なにかの拍子に餌がつまるのであります。

自分では原因が分からず、餌を出すと食ってしまい、そして痛がってヒイヒイと泣くのでございます。細いチューブに遺物が詰まるみたいに、細い食道が裂けそうな痛みなのでございましょう。

なので、こういう座り方をしたならば食事はストップ。

耳だけのはロメオです。心配して見守っているようであります。

いけません。
こう、うなだれてしまっては、その症状であります。

イヌもお女性も観察していますと、それぞれの個性がございまして、マニュアル通りにはいかないモノ。

当然ですよね。

それぞれの良さを引き立てるだけでなく、欠陥部分も個性なのでありますから、愛でてあげなくてはならないのでありましょう。
「しようがねぇなぁ、またかよ」
ってなふうに。
「キライになったでしょ、バカみたいでしょう?」
「バカみたいだけど、そこがイイとこかもよ」

もしもジョルノが病弱でなかったら、きっと飼うことはなかったのでありましょう。
ペットショップで餌をひとつぶひとつぶ手で与えている販売員に尋ねたら
「喉が細いみたいなんです、この子は」
と売れ残り、値崩れして、このままでは殺処分でしたでありましょう。

引きとって、動物病院の女医にみせたところ、
「こんな欠陥イヌをどこで売ってたわけ!」
と憤慨しておりました。

が、欠陥を魅力として飼ったのですから、原因は飼い主たる私メにあるのであります。

本日は、ジョルノの面倒を見ることにいたしますです。
雨も降ってきたことだし、居酒屋は後日であります。