2012
03.08

いつだったか、たしか夏のあたりに、いちどご紹介したことのあるオバケ病院のまえを久しぶりに通りかかりました。

おおっ!
おもわず心のなかで歓声をあげました。

補修のためのペンキを塗っていたのであります。
よくみると、庭にも手が入っています。

死相が消えているのでありました。
まだまだ不備なところはございます。

玄関は南向き。
そこに、コンクリートむき出しの手水らしきものが置かれているのは凶相でありますし、庭木の配置も問題がありますです。

が、そういう欠点を補ってあまりある、この凛とした清潔感には感心いたしました。

もともと悪い家相ではなかったのでありましょう。
いままでほったらかしにしていたために、吉相が隠れていただけなのでありましょう。

家は、丁寧に手を加えることで、良さが出るものであります。

あとは、塀でありますです。
塀は、安物のフェンス。
これでは家が生きてきませぬ。

門があってこそ、家とみなすのが、家相の原則なのであります。
ちょっと気張って良い塀と門がまえにすれば、この家は再興することでありましょう。

庭も大切であります。
玄関までのアプローチと、両脇の植え込み、さらには中庭も作って欲しいモノでありますです。

多くの場合、家相は家全体を直さなければならないように思いこむものですけれど、門の向きをちょっと変えるだけでも吉相の家になるのであります。

吉相の家は、優秀な子供が育つのが特徴であります。
凶相の家は子供ができないか、出来たとしても、その子供が病弱だったり、不良化するモノであります。

吉相かどうかを簡単に見分けられる方法は、その家でぐっすり眠れるか、そうでないかでありますです