2012
04.06

東京では夜桜の季節であります。
桜の匂いに酔い痴れれば、暗闇にまぎれてキスをかわす人々を目にするものであります。

が、これがなかなか生臭いのであります。
日本人はキスが下手なようであります。

本人同士がこころよいのであれば、それでいいじゃない! …というお声が聞こえそうではありますが、もうすこしスマートで美しいキスを交わせないものかと残念に思うのであります。

とは言いましても、若い連中のキスはなかなか美しいのでありますね。
問題は30代以降の男女でありましょう。
肉欲が剥き出て、それが腐臭としてただよっているのでございますです。

欧米のお女性…いやいや紳士さんも口をそろえて申しますのは
「ニッポン人の舌は厚いアルね」
なのでありますです。

厚ぽったい舌でムチュムチュするものですから、醜くなるのは当然かもしれませんです。

街中でティープキスをするということ自体がキス文化が日本に定着していないことなのでありましょう。

ベッドでも、画像のようなキスを目指したいものであります。
キスはセックスのなかでも最大に重要な位置を占めておりまして、いまもあるのかは分かりませんが、
「キスなしセックスならいいわ」
などというお女性がいたものであります。

キスだけは本命の男のためにとっておくというわけであります。

恋人でも夫婦でも、ある一定の期間が経過すると、キスをしないようになるらしいであります。これは鑑定でもよく言われることでありますから。

若いお女性が、年配の男との結婚を決めたとき、「あいつは」と男たちは申しますです。
「恋人を捨てて、金持ちの男に身を売ったのだ」と。
けれど、そのお女性に愛の基準がなかったわけではありますまい。
「この人とキスできるかどうか」
コレであります。

たとえハートが良くても、お金持ちでも、キスのできない男と結ばれるワケがございません。

いいえ、私メは鑑定の経験から感じるのでありますです。
お女性は、やっぱり好きな男を最終的に選ぶものであると。
たとえロクでなしの男だろうと、でもです。

好きか嫌いかの判断基準は「キス」なのでございましょう。

こういうキスをしてみたいものでありますですね。

そのために舌のダイエットと筋トレをはじめなければなりませんですね。

鏡の前で、舌をだして左右に30回ずつ回転運動。
朝晩の習慣にしてくださいまし。

これでキス名人になれるようでありますですよ。

くちびるを触れた瞬間に、相手を官能の水底に堕としてあげるような、美と陶酔の甘美なキスは、この日々の訓練からはじまるようでありますです。

そしてキスをしながら「好き、好き、好き」と心で唱えることが仕上げであるのでありますです。