2012
06.26

町はいたるところ予兆に溢れているのかもしれませぬ。

本日は、支払日なので、銀行へ赴いたのでありましが、その帰り、かようなポストを見かけたのであります。
べつに、だからといって、いまさら180度も人生が変わって欲しくなかったので、ポストを開けることはいたしませぬ。

が、その近くに、厳島神社がありました。
広島の厳島神社とつながりがあるのでありましょう。

導かれるままにフラフラと境内に入りましたならば、
ジリジリ!
頭のてっぺんの百会に「気」を感じたのでありました。

ただ、それだけでありましたが。

しかし、振り返ると、
たとえば、

①救急車をみかける。
②事故を目撃する。
③建物の上から鉢植えが落下する。

このような、現象は非常に暗示的なのであります。
恋愛中でありましたならば、
ここから先は「立ち入り禁止!」と目には見えない何者かの警告だと受け止めた方がいいかもしれませぬ。

ラブホで果てた直後に、まるで待っていたかのようにご亭主から携帯に電話がかかってくることは、不思議でありますが、多くの不倫者たちが体験することなのでありますです。

予兆の特徴は、いちどだけではないということ。

ラブホを例にすれば、ご亭主から電話がかかってから、火災報知機が鳴り、それが誤報であることがほとんどでありますが、一瞬、ヒヤッ!とするなど、すべて予兆と受け止めなければいけないでありましょう。

モラルに背くからとか、罪だからということではなく、自分たちの身に、ややっこしいことが起こるぞという前触れなのであります。

あとで考えると、「ああ、あのときでヤメていれば良かったのか…」
と、痛感することで共通しておりますです。

が、男はそこで引きさがる傾向でありますが、問題なのはお女性であります。
恋に燃えると、お女性は、その予知を無視いたしますです。
「たんなる偶然だよ」
と軽くあしらうようであります。

予兆はいたるところで我々に警鐘もしくは幸運の鐘をならし続けているのかもしれませんですぞ。

2012
06.25

この花が咲くと、
「夏が帰ってきたのか…」
などと、遠い夏の日の記憶に耽ったりするモノであります。

咲いては散りながら、秋まで淡いブルーで庭を飾ってくれる花なのであります。

もう一つの夏の花である夾竹桃のような毒性はない代わり、眺めているだけでひどくメランコリックの感情が溢れてくるのでありますです。

秋までの、短い恋。
どんな恋愛にも寿命があるものであります。
出会って、その日に燃え上がり、翌日にはもう消えてしまうような、沙羅双樹の花のような恋もあるのであります。

長い片思いだけで花も咲かずに終わってしまう恋もございましょう。

いま、この花の蜜をもとめて蜂がとまり、カメラを近づけても、無心に甘い蜜を吸いとっているのでございます。

花は吸われるたびに、しおれてしまうのかもしれませぬが、吸われることがこころよいのかもしれませんです。
蜂は花の気持ちを果たして知っているのでありましょうか。

蜂は蜜を吸い、それを巣に持ち帰ることが役目でありますから、花の気持ちを察することは頭にないのだとおもうのであります。
けれども、吸われる蜜に、花が花弁をひろげますから、その花の快楽に甘え、より深く奥の蜜まで吸っているのでございます。

占いに「梨花春雨」というキーワードがございます。
梨の花が春雨に打たれているさまでございます。

が、これは凶という見方をいたしますです。
春雨に梨の花が色を落としてしまう悲劇、つまり色ごとによって、清純さが褪めてしまうという意味であります。

「それでもかまわないから恋をしたい!」
というお方もおいででしょう。

たしかに…。
奇門遁甲において、恋に縁のないお女性に、カンフル剤として、この方位に造作をすることがございますです。
セミナーのパワーボックスを10月のこの方位に置いてもイイかもれませんが…。

ともあれ、蜂に蜜吸われる花はちょっと優越をおぼえているように感じられますです。
他の花ではなく、「わたしに来てくれた」という誇らしさが伝わってくるのであります。

温泉地に恋人と訪れ、大浴場で、肌を磨いているお女性を彷彿するのでございます。
友達同士できた女グループから少し離れ、浴場のタイルに片膝をついて、肩からお湯をななめにかけているお女性。
お湯は、脂ののった肌を、水滴となって弾かれるのでありましょう。
夜の期待と興奮がホルモンを活性化し、隅っこにいても、仄白い裸身が浮き上がるのでございますです。
どことなく誇らしげな、その姿は、まるで、蜜を吸い取られる花のようであります。

秋までの恋だとしても。

2012
06.24

6月23日(土)。
十傳セミナーを横浜の白楽のお宅をお借りして実施したのでありました。
パワーボックスを作成し、それを毎月、所定の吉方位に設置するという内容でありましたが、そのためには家や部屋の中心を決めなければなりません。

真四角な家なら問題はございません。
けれど、L字や台形型の家や部屋がある場合があり、そのときの家の中心はどうするかということは、なかなか教えられるチャンスがないものであります。

簡単な方法で、この中心を解説し、あとはワインと料理を食いつつ、場はしだいに盛り上がっていったのでありました。

パワーボックスをご持参され、所定の吉方位に設置したからには、もはや吉現象があることはゆるぎのないことかと思うのでありました。

職業も年齢もことなる人たちが、一同に会するということは、口で言うのはわけのないことですが、なかなかあることではございません。
また富山や新潟、四国からいらした方もおいでで、交流会としても悪くはなかったかと思うのでございました。

が、飲みきれないだろうと用意したワインが、瞬く間に空になり、ちと慌てたのでありました。
このワイン、じつは、どこの店にも置いていないほどの、自慢のヤツでございました。
あっというまに空になるのは当然だったかもしれませんです。

さて、それから会場は2次会へとなだれ込むことになったのでありましたけれど、私メにはひとつだけ、心配事があったのであります。

先週から、会社ではじめている無料メール配信の「リアルタイム大予言」がその原因でありました。

翌日の…それはつまり本日、24日のG1の「宝塚記念」の競馬予想の締め切りが近づいていたのでありました。

絶対に、ハズせないレースであります。
ギャンブルファン向けの、それもメール配信の最初のレースです。
信用問題に大きくかかわっているのであります。

けれど、ワインと2次会のお酒で、酩酊にちかく、最後の冷静な神経が一本だけ残されている状態でありました

皆様とお別れしてから、珈琲屋で苦い液体を流し込み、担当者と電話で口頭での原稿の伝達となったのでございます。

そして、いま、宝塚記念。
大勝利であります。

1着のオルフェープルはもちろんのこと、2着、3着をすべて的中させことができました。

命がけで予想はいたしました。
が、1着から3着まで的中させることは容易なことではございませぬ。
パワーボックスの威力もあったでありましょう。

が、セミナーが、すでにパワーボックスと化して、ご参加いただいた皆様のお力をいただいた結果に違いないのでございますです。

これは、もう定期的な集いを考えなければなりますまい。

ご参加していただいた皆様、失礼な点があったかもしれませぬ。また、「なぁーんだ、この程度なの」と内容に失望されたかもしれませぬ。
そのことについては重々にお詫びいたしますです。

また、こんかいご参加出来なかった皆様には、次回もお誘いいたしますので、ぜひぜひ、足をお運びくださいまし。

きっと、イイことがあるでありましょうから。