2012
07.04

悩んでいるなら、焼き魚を食いなされ。
かならず、どこからともなく救いの手が差し出されるものであります。

画像のヤツは、いさきであります。
季節の魚でして、値段も高くはありませぬ。

刺身は精力がつきますが、恋の迷い道につったって困ったならば、何も考えずに、塩焼きにして食うのが、幸運への突破口となるでありましょう。

干物では効果はありませぬ。
朝どりの生魚がおすすめでありますです。

箸を入れて半身にしたところで、「ありゃ、写すのを忘れていた」と、身をふたたびかぶせたので、背の部分がへんになっていますが、忘れたのはそれだけじゃなくて、大根おろしもすっかり失念しておりました。

恋の悩みもそうですが、仕事の運気を上げるにも焼き魚は効果がございますです。
オリーブオイルを垂らしてもいけるのでありますが、そのまま生醤油でシンプルに食うことにいたしました。

だいたい10日以内に事態が変化する兆しがあらわれるはずであります。

私メも柔弱なようにみえて、意地っ張りなところがありまして、ある有名な雑誌の編集の人の言葉にカチンときて
「その雑誌にはもう書きませぬ!」
と絶縁したことがございますです。

けっこう損害が多く、「さいきん載ってないね」
と、落ち目風にいわれたこともありましたです。
失敗したかな、と後悔しましたけれど、意地は意地であります。

が、焼き魚効果なのか、
食ってから7日目あたりに、
「ご協力願えませんでしょうか」
という連絡が、その上司からきたのであります。
「ふーむ、それほどまでに申されるなら…」
応じることにいたしたのでございますです。

私メは、とくに魚の内臓が好物でありまして、胃袋とか肝臓、心臓はかならず食うのでございます。

これが、やはり10日ほと前のことでございました。
郷里で庭作りをしていましたら、
「至急、ご協力していただきたいことが…」
と連絡があり、それで予定を早めて、関東に戻ったのであります。

本当は今日など、満月ですし、火星が天秤座に移動した日でもあり、オタノシミには最適であったにもかかわらず、仕事を優先したという次第なのでございますです。

壁にぶち当たったら、焼き魚。
これは、幸運食の一つなのでありますです。