09.11
お経の本ではありませんですよ。
これは「断易」という占い本の原書でありますです。
予定している占い教室の準備として、私メは時間をみつけて総復習をしているというわけでありますです。
難しそうでありましょう?
でも、大丈夫であります。
この原書は教える側の問題でありまして、教室ではより分かりやすくいテキストを準備いたしますですから。
私メはお寺の流れでありまして、自然に、漢文はなんとなく得意なのであります。
が、原書だからと言って信じてはいけませぬ
嘘や迷わせる言葉が混じっておりますです。
これが中国のやり方でありますれば、注意が肝心でありますです。
しかし、私メも以前は真面目な学徒であったと、つくづく感心いたしますです。
全部、読破した形跡が残っておりますですもの。
この二冊、「卜噬正宗」と「増刷卜易」をマスターすれば完璧でありまして、そのノートを、私メは師から手渡されておりますです。
「オノさんは才能がないからやめた方がいい」
とボロクソに言われながらも、五年間通い続け、そうしているうちに師の鷲尾が老衰で入院しまして、あるとき呼ばれて病室におもむいたのであります。
「オノさんは、まだまだ時間があるから」
ということで、「断易教室」から「黄金策」、そして「60の例題」までのノートをごっそり渡されたのでありました。
まだまだ理解できない個所も、ございます。
しかし、時間があると思っているうちに、そろそろ時間切れになりそうでありまして、皆様にお伝えしなくてはならないわけであります。
このノートをそのまま記録すれば、やがてはかなりの金銭的な価値があると思われるのであります。
お女性から教わったHを伝えたように、「断易」もまた、新しい人たちに伝えることが、私メの残された役割かも知れませんです。
易者にならずとも、占い的な思考方法は、これから襲いかかるであろう地獄のような時代にきっと活用できると予測する次第でありますです。
まずは占い教室開講の途中経過でありました。