09.18
民主党の鳩山だったかが叫んでいた「友愛」はどうなったのでありましょうか。
日中間の騒乱によって、いよいよジャポーネは、チャンスとばかりに軍事力増強の道を進むことになるようでありますですね。
日本人はなべて、シナちゃんのこともチョンちゃんりことも、心の中で軽蔑しているのであります。否定はできますまい。
経済協力でしか、つまりお金だけのつながりなのでありますです。
お金だけのつながりは、かくも脆いものであることを、しみじみと感じるのでありました。
が、一人だけ救いたいシナちゃんのお女性がいたことを思い出しました。
泥酔したあげく赤坂の店に迷い込んだことがございますです。
もう七年ほども前のこと。
そこはシナ人が経営している店でして、私メの隣に、背中の開いたドレスをきた、あまり美人ではないホステスがつきました。
その広い背中を撫でながら、つがれるままにお酒を飲んだのであります。
しばらくしてからでしょうか。
お女性の背がピクンとこわばりました。
そして、耳に囁くのであります。
「お兄さん、ここは、ぼったくりバーあるね。はやく逃げないと大変なことになるアルよ」と。
逃げろと言われても入り口にはシナ人のボーイがおりますです。
だいいちぼったくりパーかどうかも分かりませんです。
もしかすると、このお女性は売春目的で、私メを店から誘惑しするつもりではないかなどと、ちと理屈に合わないことも考えたのでありました。
「はやくはやく」
とお女性はせかすのであります。
で、トイレに立ちまして、そこから出ようとしたら、カーテンの奥から私メの腕を掴むのであります。
「こっち、こっち」
よく分かりませぬが、もうひとつドアがありまして、そのドアの向こうは別の店に続いているのでありました。
腕を組まれたまま、外に出て、小路を曲がると、一ツ木通りの裏あたりなのでありました。
お女性は、「危なかったアルね」
と、そこで手を振って店に戻っていったのでありました。
たった、それだけであります。
私メとしては、いまでも、そこがぼったくりバーなのか、被害がありませんでしたから、半信半疑なのでございます。
が、お女性はどうして、私メを逃してくれたのか、そして、そのあと、どんな制裁を受けたのだろうかと、首をかしげつつ思い出すことがございますです。
シナちゃんやチョンちゃんでも、良い人はいるなどと申すお方がございますです。
それはそうでありましょう。
が、ある人に良い人でも、ある人には悪い人。
これは世の常であります。
私メにとって、顔も忘れたそのシナ人のお女性は、良い人だったに過ぎないのでありましょう。
『強くなければ生きてはいけない、やさしくなければ生きる資格がない』
レイモンド・チャンドラーの名言でありますですね。