12.15
意識的に、こちらから連絡をしないお人が、二人ほどおりますです。
そのお二人は、過去に、私メの運命の転換期に、きまって連絡をよこすという奇妙な符合があるからなのであります。
いわば、運命のバロメーターと位置付けているのでおりますです。
その、うちの一人は昨日電話があり、、そしてもう一人は本日、仕事が終わった頃に連絡がございまして、「辻堂で会おう」ということになりました。
急いで片づけて、東京駅から東海道線に乗り込みました。
じつに五年ぶりのことでありました。
不思議なことに、五年間というブランクを感じさせないくらいに変わっていないのでありました。
サンジェメマン伯爵のようであります。
大会社の御曹司でオカルトマニアである、そのお方は、再会するなり、挨拶も抜きで、昨日会った友達のように、
「オノさん、オノさん」
と私メに地震予知の本のコピーを渡すのでありました。
「2013年と2917年に大地震が来るよ!」
我々は声が大きいので、周囲の人とは怪しいモノでも見る目つきで振り返るのでありました。
30分後には、何事もなかったように「ではまた」と、彼は東京へと戻っていくのでありました。
なにも辻堂まで来なくても、東京の事務所を訪ねればイイのでありますが、そこが福の神たる所以でございますです。
しかし、良いことへの予兆を感じたのでございます。
それが何であるか、期待するのも楽しゅうございますです。
睾丸も気のせいかむっちりしているのでありました。
根拠のない充実感を胸と股間にすると、たあいのないポスターまでロマンチックではありませぬか。
横浜でのおデートも悪くありませんですね。
そうそう、やっと遅れていた四柱推命のテキストが完成し、製本するのみ。
十傳スクールの受講生の方々には来週にはお送りできる仕儀とあいなりましてござそうろう。
占いのお話というカテゴリーに入れましたが、なぜなのかお分かりですね。