2012
12.22

今年もクリスマスが近づいているのであります。

一階のトイレにしまっていたヤツを引っ張り出して飾ったのでありました。
この季節は、耶蘇教の信者ではなくても、クリスマス気分は格別であります。

耶蘇教の人々はすこし気分が悪いかもしれませんですね。
モリオカに他県の人間が旅行されると、どこかイラだつのと似ていますです。
自分の大切な場所に土足で上がられたときのような気分になるのではないかと、やや控えめに過ごそうとは思うのでありますが、しかし、この歳になっても心は弾みますです。

以前は、25日過ぎのケーキをお女性の結婚とからめて、嫁ぎ遅れたお女性さんと笑われたものであります。
が、最近は結婚年齢がどんどん上がっていくので、このジョークもすたれているようであります。

オノ家はかつて大家族でありまして、まだ若かった叔母や叔父など10人以上でケーキを食ったモノでありました。
仕事で遅れた叔母が玄関でコートの雪をはらっていた光景などを思い出したりいたします。

別離はいつ訪れるかわかりませぬ。
離反するケースもございますです。

楽しめるうちに楽しんでおくことが大切でありましょう。
隣人を愛することがいかに困難であるか、クリスマスが近づくと、ちと考えてしまうのでありました。