2013
04.23

奇妙な具合に時代がねじれているような気が、すごくいたすのであります。

ボストンマラソンで爆破があり、美男の兄弟が犯人とかでしたが、被害にあった三人はお可哀そうではあるものの、日本がこのたびのテロとかをアメリカちゃんと一緒になってぷんぷんするのは、変なのでございますです。

広島長崎を、なんで私メが現在八十代の敗残の老人老婆になりかわらねばならぬのかと自分でも首をかしげるのでありますが、「アメちゃんの自業自得であろう」と心で思うのでありますです。
これが平和的な気持であるならば、日本は完全に精神までアメリカちゃんに支配されているのでありましょうね。

中国のおっさんの地震は案外に冷ややかでありますが、「天罰」として喜ぶ声を封じているようにも思えるのでありますです。

さてさて、奇門遁甲という素晴らしい方位術があるのでありますが、これは吉方位を自分が使うというよりも、相手側に凶方位に導いて勝ちを得るのが本来の使い方でありますです。
そのためには、彼我の関係、つまり自分と相手は別物であるという意識が絶対条件でございますです。

「相手の不幸を喜べぬようでは本物にはなれない」
と師匠に叩き込まれたのでありました。
「相手の不幸を喜べるほど彼我の関係をキッチリとつけられて、はじめて奇門遁甲が使えるのだ」と。

まぁ、それはいささか極論ではあるかもしれませぬけれど、幸運は無尽蔵ではなく、限られたものであるという前提条件があるのでありますです。
恋愛を考えれば簡単でございましょう。
お金も同じでありますです。
誰かが、いや別の国が損をしなければ、お金を得ることはできませぬ。
現在は、株とかいう架空のお金で興じているために無尽蔵と勘違いしておりますが、お金は有限でありますです。

本当に、自分もしくは自分の愛する者の幸運を求めるのであれば、心の奥で相手の不幸を喝采している自分を認める必要があるのでありますです。

あやふやな気持は危険であります。

対岸に火種を残した置いたほうが、それに意識を奪われ、自分たちが恨まれないのと同じように、大戦後、極東の国境問題をそのままにしておいたアメリカちゃんは、いまそのツケが回ってきたのかもしれませぬ。

ここは運命学をもって見回すと、矛盾点や対策方法が見えてくるからタマりませぬ。