2013
05.07

十傳スクールのテキストのチェックに疲れて、散歩をいたしました。

はじめての裏通りで、カシャッと撮影しないではいられない住居を見たのでございます。
なつかしい看板でかざられた、小屋なのでありましょうか、ふるびた建物もまた趣深いのでありました。

「爺さんの悪趣味よ」
と家族は困ったように肩をすくめるのでしょうか。

その爺さんの生年月日をみたところで、四柱推命によって「だから、こういう趣味なのだ」ということは分かりますまい。

すくなくとも教科書どおりの解釈では、趣味趣向までは解明することは不可能であります。

印綬格だから古いモノが好きだとか、日主が強いから目立ちたがり屋とか、そういう一知半解の後付けの判断になるのであります。

次回の講義では、そこらへんの極意を語ってみようかと思うのでありますです。

たとえば「彼は他人に親切すぎるんです。親しくもない人にお金を貸したりして」などというお方がいますが、そのお方の生年月日が日主が強い場合、「親切なわけはない」という判断になるのでありますが、しかし、人は、親切心をどこかに持っているものであります。
その人の親切心の源流はなにかを探っていくと、「なーるほど!」と真の姿が見えてきますです。

「だから、恋愛でも仕事でも、ああなのか!」
この源流が見えてくればしめたものであります。
あとは通変星などで丁寧に測っていくだけ。

相手の真の姿が分かれは、恋も仕事も、すべてが把握できるのであります。

しばし、懐かしい、水原弘の頭デカチンの看板を見入り、その場を離れたのでございますです。