05.18
昼寝がなんとも持ちのイイ季節であります。
本を読んでいるうちに、いつしかまどろみ、夢のへ世界に。
夢はいつから見るのか。
ふと疑問に思えたのであります。
電車などで、うたた寝をしていても夢を見るモノであります。
現実と夢がダブることもありますです。
ぼんやりしていますと、寝ていないのに空想なのか夢なのか、奇妙な世界に入り込むこともございますですよね。
レム睡眠とかノンレム睡眠などと小難しい研究がされていたことがごさいましたが、最近はそのような研究をしていることはトンと耳にいたしませんです。
ダリのタロットを眺めつつ、いや、ダリという画家も夢の世界を重視したとか言われているからでありますが、夢については謎が多いのであります。
もしかすると、と、私メは考えるのであります。
夢は寝ている時だけでなく、四六時中みているのではあるまいか、と。
現実的なことによって夢が見えていないだけで、現実的なことから解放されると、見えていなかった夢があらわれるのではないか、と。
星々が、昼間は太陽という光によって目には見えないけれど、太陽が沈むと同時にまたたいて見えるように、夢もじつは起きていても、そこにあるのかもしれませんです。
夢でないと逢えないお女性がおるのでございます。
そのお女性は数年に一度、夢に現れてきて、「どこに行っていたの?」なんて聞いてくるのでございます。
「前に逢ってから何年たつかな」
という会話もするのであります。
そして、そこが街の中だろうがどこだろうが、「もうどーなってもイイよね」とおセックスをおっぱじめるのでございます。
魂がとけるような恍惚とした気持ちなのであります。
どなたにも似たような夢の体験があるはずであります。
白日夢とは意味がことなるのでありましょうが、自在に夢を見られたら楽しかろうと思うのでありますです。
いちど心理学教室で、そのような実験をしたことがございますが、夢の研究の前進を期待してやみませんです。
「へんな研究して、夢で待ち伏せしないでよ」
と彼女に言われたくはありませんけど。