2013
05.20

肉食とは、本来こういうものかもしれませぬ。
これで250円。
反射的に購入いたしましたが、俎板で存在感を示したのであります。

魚などはお頭つきでも別に動揺いたしませんが、いやいやビビッたのではなく、俎板に慣れない風景という意味でございますです。

昔の武将は首の代わりに耳を取って褒美をもらったという文献もございますです。
「わたし、耳をくすぐられると弱いの」
なんてつまらぬことを得意になって語ったお女性がおりましたが、弱いどころではございませぬ。
痛いでありますです。

切ろうとしても皮が滑って、なかなか包丁が効きませぬ。

どのような料理にするかも分からぬまま、まずは食えるほどの柔らかくなるまで煮ることにいたしました。

圧力釜で15分。

砂糖と醤油を入れるだけにいたしました。
コラーゲンたっぷりのようでございますです。
もはや原型をとどめず、食い物にしか見えなくなったのであります。

そして美味そうな匂い。
オブスちゃんが、いつしかイイお女性に化身したようでございますです。

適当に出来上がりであります。

コリッという食感。

しかし三つもは食べられませぬ。
底しれぬパワーがみなぎってきたのでありますです。

開運にもつながることを実感したのでござます。よし、十傳セミナーにも出しても面白いのではなかろうかと思ったのでござます。

ワインと良く合うのでございますです。
グラスにギットリと唇のあとが付着しそうでございますけどね。

最後に、いだだいたお豆を齧るのでございました。丹波笹山のヤツ。

これも実に美味でござますです。