2013
07.08

カサブランカが咲いたのであります。
手をかけていた頃は咲かず、ほったらかしにしていたら、開花するのであります。

花言葉は「雄大な愛」。
ギャッ!!!

ヤマユリのくせに、カサブランカと名がついただけで、バカに偉そうな花言葉でございます。
銀座のバーの常連客にいた東電社員のようでありますです。

そんなことより、映画「カサブランカ」が、日本だけでなく世界の奴らにも人気があると知って、いささか拍子抜けでありますです。
キザっぽくて赤面する内容ではありませぬか。

「その曲は弾くな」とか、見ていてギャッとなるところが多くて困るのであります。

と言いつつも、数年前、宝塚の芝居の「カサブランカ」も見てしまいましたです。

惚れた男のアホさを描いてるんだよね、と言われて納得した記憶がございますです。

しかし、白人も黒人も黄色い人も、もろ手を挙げて「好きな映画」というのも、恥ずかしゅうございます。

もともとイングリット・バーグマンを好まないからかもしれませんです。
首が短い女だこと、なんて思ってみてました。
別の女優なら好意的に受け入れたかもです。

「もし、バーグマンに誘惑されても断れるな」
と、自分の心を試し、
「では誰と比べて?」
などと愚かな妄想のなかで、「あの飲み屋の子の方がずっといいなぁ」と比較検討するのでありました。
「しかし、ワールド珈琲のウェイトレスよりは、バーグマンか」などと。

花のカザブランカと、地名のカサランカとは何か関連があるのでありましょうか。
ブランカという名前は、たしか狼王ロボの妻の雌狼の名前だったと記憶しておりますです。

仕事と暑さで、頭がおかしくなったようでございます。