2013
07.17

いかほど時を巻き戻せばいいのかと、気が遠くなることがございますです。
「どうして、こうなったのか…」
過去のメール履歴を読み返しても、良く分からなくなることがあるのであります。

恋愛において、別れを前提の付き合いだったとしても、ならば、その関係を存分に楽しめばイイのでありますが、ある時点から風向きが変わるように、イヤな雰囲気になることがございます。

そうなると手の打ちようもございませぬ。
言葉も何も通じませんから沈黙すると、その沈黙がさらなる誤解を呼ぶことになるのであります。

つまり、それが関係の終息を物語るものでありましよう。

理由などは単なる口実にすぎませぬ。

だから、
「原因はいつからなのか」
と調べたくなるのであります。

別れを前提に…という、そもそもの出だしに問題があるのかもしれませぬ。

そして、形はどうあれ、終息もまた、工程のひとつ。

「愛したことが一度でもある?」
と、お女性はきまって申されますです。
「ある」と答えれば「いつ、嘘でしよう」と否定され、「ない」と答えれば「ほらね」と歪んだ表情をなされます。
つまり、愛したことはないという答えしか受け入れないように心の準備をしているのかもです。

花が花であるうちに雌蕊を味わいたいのが男なら、お女性は花は実をつける通過点と認識しているのかもしれませぬ。
「何が?」
「何ってなにが?」
「いつも主語を言わないのね」

「いつからなのか」
と振り返ることと、戻りたいと言う気持ちには差異があることも事実でございます。

会えない時間に愛は育つのさ♪と郷ヘロミツは歌っておりましたが、逢わない時間に愛は滅ぶのさ♪もた真実でございます。

いやいや、さいきんメールでの口論やトラブルが多発しておるのであります。
殺人まで発展することもございます。
気持ちはメールでは曲がって伝わりますです。
直接に会話しても、心を通じさせることは難しいのでありますから。

ご用心、ご用心てございますよ。