03.21
巴里でのおミッションを終え、係りのお方にモンマルトルを案内されたのでございます。
芸術家が集まる場所…というより下には歓楽街が広がり、どーやら係りのお方は、私メが色情狂であると踏んだのでありましょう。
しかし、異国でのお遊びが、高くつくことを私メは痛いほど熟知しておりますからウンコはたれても精液は漏らしませぬ。
かつて同門に田宮ハゲ丸という男がおり、台湾の研修旅行中に、買春をし、帰国後、風土病におかされていると気づき、しかし手遅れで、髪の毛からまつ毛に至るまで、すべての毛が抜けおちたのでございます。
ハゲ丸は二年前に死にましたけれど、その轍を踏むわけにはまいりませぬ。
あっ、ハゲ丸というのは、私メが個人的につけたあだ名でございますです。
こうして一人で地下鉄でブラブラするお楽しみが安全というわけであります。
しかめっ面をしているのはホモ除けでございます。
お女性に対して注意をしていましたけれど、巴里のイケメンから声をかけられるのであります。
美女よりも美男の多い町でありますです。
町は異国感はさほど感じられず、銀座でもほっつきまわっているムードなのでございますです。
モンマルトルが上野公園なら、歓楽街は御徒町あたりというように、東京の土地勘で歩いても迷うというようなことはございませぬ。
ともあれ、いかに美男であっても、男は男。肛門はウンコをするためにしか使用を許さないのであります。
エロ絵画の鑑賞をしつつ帰国までの時間つぶしとあいなり、それはそれで、まずまずでございます。
犬のようにどこでもタレ歩くのでございますけれど、パリのデパートの便所は1€50セントも取るのであります。日本円で230円ほどでしょうか。そこには中国人観光客どもが占拠しておりますし、お金を出して彼奴等のウンコと混じりあうと想像しただけで腹が立ちますから、ルーブル美術館まで我慢し、そこの清ケツな便所でメタッとしたヤツをたれたのであります。
食い物のせいでしょうか、いつもの軟便より、やや固まった便が腸内にへばりついている感じで、額の血管を膨らませるほど力む必要があるのであります。
麗しきパリのウンコ日記は続くのでありますです。