2014
04.14

ある日の、十傳スクールが始まる前の、静けさでございます。

この狭い空間が、受講者の皆様で埋まるまで、あと一時間あまり。

占いとは、いったい何なのでありましょうか。
データの統計で仮説を立て、それを実証していく科学的な分野とは異なるのであります。

占いは科学だとか統計学だというのは気学家が多ございますが、けっして科学的でも統計学でもございませんです。
経験則から導き出されて、不思議な世界とでも言っておきましょうか。

でもですね、血統種の優秀な競走馬同士を掛け合わせたら、さらに優秀な競走馬が生まれるだろうというのが優生学で、これは科学でありましょう。

現実的に、そうやってスゴイ馬が誕生しているわけでございますです。

ところが、種付けをするときに、雌馬が嫌がることがあるそうであります。「この男は嫌い」というようにです。
でも人間どもが無理矢理にヤルせるのであります。

で、ですね。
誕生した馬は、やはり目も覚めるような優秀な馬らしいのであります。
しかし、ここが面白いのでありますが、その誕生した馬は優秀で名馬の才能が備わっているのでありますが、駄馬ということでございます。

騎手になつかなかったり、練習中に走ることを突然に止めたり…人間でいえば、名家のお坊ちゃまがヤンキーになるようなものでしょうか。

データではスゴイ馬なのに、実際には駄馬。

占いというか、運命学は、まさに、この面を研究する分野なようでありますです。

十傳スクールもまたしかりであります。