2014
04.18

味の素の空き瓶に花を活けるという悲しきしやわせを試みたのでございます。

花はミツバチによって受粉し実をつけるのでありますが、なぜか実をつけないケースもあるのであるそうでございます。

メシベもオシベを選ぶらしいのであります。

数日前のブログで競走馬の種付けについて述べましたが、花もまた好きなオスメス、嫌いとするオスメスがあるというから驚きであります。

で、調べますと、短いメシベに短いオシベを受粉してもダメなようなのであります。短いメシベには長いオシベ、長いメシベには短いオシベでなければ良い実にならぬことが分かったとかであります。

つまり、同種の異なるタイプがたがいに求め合うのでございましょうか…。
育ちの良い坊ちゃんが、色っぽい不良娘に恋をするようなものでありましょう。
カラカラな大地に雨が降り注ぐと、大地は雨に感謝し、雨は大地のためになったと優しい気持ちになるように、この自然現象も同じでございましょう。

さて、これを干支の10干に当てはめますと、お坊ちゃんは甲でありますね。色気のある不良娘は己でありますです。

乾いた大地は戊。雨は癸。

甲と己は干合いたします。そして土を生みます。
戊と癸も干合いたします。そして火を生みます。

なんと10干の干合はすべて、恋の法則に従っているような。
同種の異なるタイプは、つまり混血を生むのであります。
南スペインは美男美女揃い。
すべて混血の美であります。

ふーむ。
今宵は、少し、これについて考えてみとうございますです。