2014
07.01

お昼のことでした。

らん丸くんというワンちゃんの訪問がありました。
これが、おとなしくて腕の中で丸くなり、私メの汗の残った体臭をしきりと嗅ぐのでございます。

飼い主をわすれて、しばしじゃれ合いましてございます。

人相の単行本の原稿を書き終わってから、精神的にも、肉体的にも疲れ果て、面倒なことには一切背を向けていましたが、こういう訪問者は大歓迎でございますです。

で、
「ブログにUPしてみる?」
と、これも可愛い飼い主さんなのでありますが、彼女が提案するので、
カシャッ!
と、ヤッてもらったわけでございます。

午後から、別の鑑定がありましたから、らん丸くんは、飼い主の布の袋に、ちょこんとおさまりまして、ご帰宅。

階段の踊り場のあたりまで下りた時、上から「ららららっ、らん丸るるるるっ」と別れの巻き舌をしたのでしたが、らん丸くんは振り向きもしないのでありました。

私メの黒いシャツには白い毛が残り、それをいっぽんいっぽん指先でとりながら、心のよこっちょうから、あたたかなお湯のようなものが注入される錯覚を感じたのでございますです。