2014
07.05
07.05
1970年代が青春期にあたっている私メら世代は土曜日という音の響きを耳にすると、限りない解放感をおぼえるのであります。
週休二日制の前の時代でして、土曜日は半ドン。半ドンなどという言葉はすでに死語かもしれませんですね。
学校や仕事は正午まで。
午後はフリータイムなのであります。
それで待ち合わせて映画だのデートだのを楽しんだワケであります。
休日よりも充実した時間だったのは、午前中は拘束されていたというシバリがあったためでしょうか。
まぁ、そういうこともあり、ロメオもダレていますから、ボヤけた頭をそのままに私メもダレることにいたしました。
来週から忙しくなりそうですし。
いえいえ、明日は十傳スクール春組の講義ですから、今日の土曜日は貴重なダレ日でありますです。
気温も涼しく、コレという急用もございませぬ。
愛欲などという面倒なしがらみもなく、まことに心地よい、死後のような時間なのであります。
もう少ししたら、濃い珈琲とパスタのサラダでも食うことにしようかと、ぼんやりと思いつつ、関節をぽきぽきさせて寝そべるのでありました。