2014
11.10

2日間の講義の尋常ではない疲労はなぜであろうかと、ベッドに仰臥して考えていたのであります。

もはや中国に占術の原典はなく、蒋介石によって台湾に運ばれ、そして現在は日本に原典がたまっておるのであります。

それらを眺めつつ、師からの占術を受講生に伝えるのが、私メの役割なのであります。

ところが昨今の、尖閣列島および小笠原諸島の領海侵犯。さらにはTPPなどの諸問題を背景に、昨日、講義中に、ふと考え込んでしまったのでございました。

日本の意識では、その先、成り立たないのでは…と。

奇門遁甲の講義で、たとえば甲尊を使い、金運を上げる方法、恋愛を成就させる方法などがございますです。天盤が甲で、八門が休門の場合は…、開門の場合は…、八神が太陰なら…、とその方法は様々で、日本人のモラルを凌駕した秘訣がございます。
それらは人間の本性に基づいたことなのであります。

そういうことを述べつつ、「このような悪魔的な思考に生まれた時から染まっている中国人に敵うだろうか…」と思ったのでございます。

ヘイトスピーチなど、そういうことをしている場合ではあり申さぬ。
これは平成の黒船でありますです。

和を説いたって、平和を論じたって、せせら嗤う輩でありますです。
中国にだけでなく、南北朝鮮もアメリカとて同じこと。

奴らより、もっと悪くなるしかないのでございます。

占いなど遊びに過ぎませぬが、そのお遊びの根底に、つまり奇門遁甲、断易、四柱推命の根底に、奴らの思考の基本が色濃く染まっております。
占いは、結局は、人間の本性を見抜く技術なのであります。

ここに占いの開眼がございましょう。

いまこそ、占術の中の、人間の本性のエッセンスを理解し、おのれに取り込み、奴らよりたくましく生まれ変わらねばなりませぬ。

二日間の講義で、私メはもしかすると怒っていたのかもしれませぬ。
カンカンに怒り狂っていたからこそ、翌日、つまり本日ですが、予想以上の疲労に、午前中はダウンしていたのかと、いま自分を見つめているのでありました。

ニュースで、総理も専門家も、みんな甘すぎであります。
昨日の奇門遁甲の講義を聴講していただいた諸君! 諸君なら、それがまざまざと感じたのではあるまいか…です。