2014
12.29

ギャンブル誌のお方と、昔の話をいたしました。
「オノさんが監修を始めた年齢を五歳も上回りましたよ」
と語られ、
ああ、あれは1995年頃のことであったなぁ、と懐かしくなったのでありました。
太田出版からの雑誌だったのが、編集部一同が独立し、小さいながらも出版社を結成したのでありました。
「オノさんはどっちにつく? 会社か我々か」
と詰め寄られたのが昨日のことのようであります。
「親しい方につくよ」
と答え、あわてて東北沢のワンルームマンションの事務所を閉鎖したのでありました。だって月々の監修料がしばらくは途絶えるからであります。

まだピッチもほとんど普及していなかった時代でありました。
その後、いろいろな雑誌からの依頼が増え、携帯のサイトの占いもあり、なんとか食いつないでこれたのでありました。

自慢できることはただ一つであります。
占いのヒラメキがスパークすること、コレなのであります。

時が過ぎ、忘れっぽくなり、老眼鏡のお世話になっている昨今、もはや引退の時期も数えはじめていたのでありますが、突如のように、断易の「納甲表いらず」の方法がヒラめいたのであります。

まだ、すこしは大丈夫かもしれぬ…と、ちと自信が付き申した。

1月3日の「断易秋組」では、この方法をご伝授いたす所存。
断易での最初の壁は、卦に12支と6親をふる作業なのであります。
これさえスムーズにいけば、しめたもの。

さあさあ、正月早々、開眼が待っていますぞ!