2015
01.14

いただいていた稚鮎の缶詰を空けたのでございます。

「鮎」と書いてアユと読むのか、トロと読むのか。

口伝をロイと言ったりいたしますが、占うことを「トロする」などとは言いませんです。

トロであればマグロとなるわけでして、ぴちぴちして男を翻弄するアユとは天と地の差。

刀は色のはじめであり、心は情のはじめの文字(心→忄)。
「淫」は「氵」と「爫」と「壬」。「氵」は水であり色事に通じ、「爫」は鳥の爪であり、たとえは大鳥が獲物をかっさらうことでございまして、「壬」は「王」が崩れた意味でもありますです。色事にハマり権威を失うということであり、それはそれで男のひとつの暗い願望のひとつ。

ハメるお女性はアユでなければならず、マグロではたとえ好きになっても飽きられてしまうのであります。

で、この鮎のお味はほろ苦く、甘さを求めてお酒の量が進みますです。

まだ、こじつけ解釈はつづきます。
青は、月が土中深く埋められている意味であり、この場合の月はルナではなく肉体であれば、青は墓となるのであります。青山とはもともと墓場のことを指すのは、ここからきているわけでして、では「色情」は、色事を満喫して死んでいくということかもしれませぬ。

まてまて「色」の巴は卍とおなじく、渦巻く様を表しているから、アナルではあるまいか…。さすればアナルの上の刀が「色」なのかなどと、本日の私メはかようなことばかりを考えるのでありました。

しかし、これら漢字を分解して解釈する占法がございます。
いぜんご紹介した「測字占法」がそれであります。

もうひとつの缶詰は牡蠣でございます。

私メの眼には、もう牡蠣を牡蠣として見えなくなっておりますです。
睾丸にもみえ、べつのモノにも見え、睾丸を頬ばるお女性の心情になれるやも知れず、あるいは舌先で襞をかき分ける時を彷彿できるかもしれず、しだいにエロ酔いが濁情をにぶく叩き始めているようでございます。