02.22
春の前が、季節の中で寒いよーな気がいたします。
真冬の吹雪の日の方が、諦めて寒さを堪えられますが、もう少しで春だというときは期待と現実にギャップがあり、どこかに行こうかという気持ちも萎えてしまうのであります。
モリオカに滞在しながら、それをつくづく知りましたです。
何ごとも「あと一歩」は、あと三歩分の忍耐力が必要なのかもしれませんね。
たまにいくバーが火事でダメになってしまったことも寒さを感じさせる要因の一つかもしれませぬ。
いつもなら野次馬になって焼跡を見に行くはずでありますが、それも億劫でして、自室でボンヤリと古い雑誌を眺めているばかりでございます。
城崎温泉の火災といい、こたびのバーの火事といい、これは何かの予兆とも申せましょうか。
夢判断でいえば、火事は「情熱」とか「欲望」の象徴でして、「繁栄」という意味に繋がりますが、トラブルの予兆でもあります。
自分の見知っている人から「火事=トラブル」をもらうという凶兆にも気を付けるべきかもであります。
それにしても寒いと感じつつ、火事のような熱を伴う現象に見舞われるのも、思えば不思議というか奇妙というか、面白いモノでございます。
しかし素敵なバーだったのでしたが、白昼の画像を眺めますと、小汚いアパートを外見だけ飾った場所だったのかと、頭から水を浴びせられたようになるものであります。
ラーメン屋の出前のバイトをしていたときに見た、ドアから顔をのぞかせるお水のお女性のお顔に似ていますが、お水のお方はそれでも艶めかしいのでありましたが、この現場写真はちと残念でございます。
なじみの店は、これで三軒しかなくなりましてございます。
イイ店にあたるまで時間と費用は相当なものでありますから、そういう意味でも残念無念。
このたびのモリオカでは文鎮のように不動なのでございますです。