2015
04.08

断易にしろ、奇門遁甲にしろ、四柱推命にしろ、初等科から上になってくると私メとしても油断できなくなっているのでございます。

原文読みということがとても重要になっており、この秘密兵器をとりだして、ひとつひとつを潰しつつ講義に備えているのでございますです。

最新支那語大辞典もボロボロ。昭和10年発行の辞典でして、古本屋で買ったものでしたから手にした時は、すでに古ぼけていたのであります。つまり私メが使いこなしてこーなったというだけではありませんのでご安心を。

奇門遁甲で、天盤乙+開門+九天の配合に「明日黄花」という四文字があり、これが吉の意味だと原文ではされております。
が、調べると「後の祭り」という意味。
つまり吉は吉だけれど、大吉ではないということでありましょう。「目的は達成されるが、あまり調子に乗るなよ」の注意が促されているのかもしれませぬ。


ただ、「黄花」は「過ぎたること」の意味でありますが、これが「黄花女」となると「処女」ということらしいであります。
そう記されているのでごさいますよ。
では「黄」を引きますと「一、老人。二、幼き者」とあり、正反対の意味にお手上げでございます。

ふと、「臭鼠」なる文字が目に入りましたでござる。意味はなんと、陰核亀頭…クリちゃんのことではありませぬか。
「麦歯」は、小陰唇。「雲雨」がSEX、「磨鏡」がレズ…ふーむ。なんとなく分かり申す。
「親嘴」がキス、そして「青龍」は無毛の男。「白虎」が無毛のお女性。
タメになりますです。

もはや原書の訳どころではございませぬ。
青少年に戻ったがごとくの好奇心。

このままでは夜が更けてしまいますです。

秘密兵器も私メがつかってしまうと、このような具合になるのでございました。