2015
06.10

家相セミナーの第一回を振り返り、というよりも家相が、人間にたいして、いかなる作用をするのかということを考えるのであります。

私メの講義は、奇門遁甲家相でして、気学家相とは趣を異にするのであります。
されど、欠け張りをも重視しますから、奇門遁甲一辺倒ではございませぬ。

家相は方位術の着地点かもしれないのであります。

一回目では基本にとどまりましたけれど、次は、自分の家はどこへと向かうのか。ここをポイントとする所存です。

家は、いわば船であります。
時空を泳ぐ箱舟だと認識を改めることで、家相の本質が見えてくるのであります。

何をもって凶相とするかは、解説しましたが、それは時空に漕ぎ出すことに難点があるからだと、また認識を新たにすることで納得されるかと思うのであります。

さて、その箱舟は、家の形によって、どこが舳先なのか、どこが船尾なのかを知り、自分の求める方向性と一致しているか、していなければどーするのかを確認する作業が、奥義を得る近道でございます。

第一回目は多くの参加者の皆様に舌足らずの解説だったかもしれませんけれど、二回目以降(全三回か四回の予定でります)は、どの占術家も知りえない、その、時空の方向性に講義の内容は坐軸を向けることになるでありましょう。

家相の単行本化の話も出ていますが、単行本にはかけないことがセミナーやスクールでは可能だし、醍醐味でもありますです。

住んでいる家を箱舟と見なす家相術は、あるいは奇門遁甲とは逸脱するのかも知れませぬが、どー研究しても、また体験しても、ここがキモではないかと思ったりいたします。

家相セミナー二回目は「Augustの陣」となづけて八月最後の土曜日の予定ではありますが、もうしばらく熟考させてくださいまし。

おデートだってあるしさ。