2015
11.11
11.11
甘酸っぱい美味しさに軽く酔えるのですが、さらに度数を上げたいと工夫するのでありますが、酢になってしまうのでありました。
そうです。酢はお酒の成れの果て。
南九州を旅行すると、家々の前に大きな酢の甕が並んでおりますのは、気候が温かいために、お酒がすぐに酢になってしまうのかと納得したものでございます。
さて、北海道から蟹が贈られてまいりました。
身が痒いほどみっちりと重たくつまった毛ガニであります。
ややエロチックな表情で死んでおりました。
お女性の秘部の如く美味しいのでございます。
言葉も失って、ただ貪るのみ。
蟹を食べると体が冷えると申します。なので黒酢が途中で出てまいります。料亭での話ですが、体を温めるならお酒でイイのですが、酢というところがワザとらしいのでございます。
しかも体が冷えるなんてことはございませんし。
四柱推命で空亡があると悩んだり、羊刃がついているとひどく心配になってしまうのと同じようなもので、すべて気のせい。
でも蟹に酢は合うのであります。
お酒よりサッパリしたところが、蟹の肉の旨みを引き出すのであります。
羊刃などの神殺も幼稚な鑑定ではありますが、四柱推命の導入部としておどろおどろさを出す効果にはなっているのかもしれませぬ。
「痛いわ」
とお女性に嫌われるほど指先が荒れてしまい、二三日は使えないものとなってしまいましたが、後悔はございませぬ。
蟹を堪能し、お酒を召しましたのだもの他に何の欲望もございませぬ。
画像を見直すと、やっぱりエロチックでございますです。