2016
01.11

断易が、ここまで正確に状態を提示することに驚いた卦がございます。

2人は7年以上もダラダラと続いた愛欲の関係だと、男さんは申しております。会話はすれ違い。ただセックスのみで続いていたのですが、と。

世間ではよくある関係であります。
男さんもお女性も既婚者。

それで2人の関係を見てみました。
水山蹇が艮に変わる卦を得たのであります。

断易と周易を混同することは基本的にいけないのでありますが、「蹇」は四大難卦の大凶卦であります。例外的に鑑定に含めましたです。

「蹇」は、足萎えの意であります。動くに動けないのであります。2人は進退に窮してしまっているのであります。
水没した山というイメージ。なにやらスケベな連想も可能であります。

そして艮の六冲卦に変わります。山にかこまれたイメージ。
しかし別れが待っているわけであります。

世爻は申の兄弟。卯の妻財が伏しております。
お女性は男から離れられないのでありますが、卯と申の関係は「絶」金剋木と剋しております。

しかも二爻の午の官鬼は空亡。
愛情どころかおセックスさえ億劫だという状態。

さらに深読みしますと、伏している卯の妻財は五爻の戌の父母と合。
これはお女性からのメールを示しております。

世爻の申と日晨の辰と、五爻の化出の子で、申ー子ー辰の三合がとれますです。
つまりお女性は卯ー戌という形でメールによって、男の気持ちを子の子孫に変えたいのであります。
子孫になれば自分である妻財を生じるという期待からであります。
もういちど子ー卯の不倫関係に戻りたいのでありましょう。

が、日晨の辰が、卯の妻財と戌の父母の関係を冲いたします。
辰も父母でありますから、メール上での口論でしょうか。
想いは届かぬのであります。

ばかりか、五爻の子は上爻の寅の妻財、別のお女性に惹かれるのであります。「こんなしつこくメールをくれる女ではなく、別のあの女がいいなぁ」と第三の恋に目覚めたのでありましょうか。

これが六冲卦という卦の別れの原因であります。

その男さんは、「驚きましたぁ、まるで見てきたような鑑定ですよ!」
と「実際、別に好きな子が出来ましてね」と、そんなことまで見られたのかと、いささか赤面しておりました。

「官鬼空亡ですから、新しいお女性を相手にしても勃起力が完全ではないかもですよ」
と言い添えたのち、「この卦は面白いので、ブログにUPしていいですか」と尋ねましたら「名前さえ伏せてくれたら」と快諾いただきましたので、さっそく…という次第であります。

2016
01.11

すでに1月も中旬を迎え、日々が過ぎ去る速さを知るばかりでございます。

私メは9日10日の講義でハッスルしてしまい披露しています。
断易の判断のポイントだの、占い家業の成功例などをベラベラと喋ってしまいましたから声がガラガラなのでございます。

本日は鏡開き。
お汁粉などで荒れた喉を潤そうと思い立つのでありました。

しかし、教室というのは、本筋の占いのお勉強をキチンと教わることも重要ですけれど、余談にこそ価値があるのだと、私メも生徒だったころに実感しておりますです。

アンコを鍋に入れて砂糖をまぶせば完成。
餅を投入すればお汁粉の完成でございます。

ふと、昨年に頂いたイースト菌が未開封だったことを思い出しましたです。
そろそろ使うべきであろうか、なんてぼんやりと考え、そちらの鏡開きも怠っては男としてダメになると思うのでございました。

今年はどんなお女性と出逢い、どのような罵声を浴びせられるかと想像するだけで股間はお汁粉になるのでありました。