2016
01.23
01.23
手が真っ赤になってました。
「しもやげさぁ」
というのでした。
「では鰻でも」
ということになり、南大通りの川広に、老婆と親子三人で向かったのてありました。
特別室に案内されまして、うな重の上を。
シモヤケに鰻が効果的かなんて知りません。
美味くて静かな店となると、鰻屋となるわけであります。
むろん私メの支払い。
いささかご飯が多いのでありますが、むりやり詰め込みましたです。
そうして部屋を出ましたら
「おんや、オノ君でねの?」
と禿げ頭の老人に声をかけられました。
「ぼぐ、ぼぐ」
と言うのでよく見たら昔のクラスメイトでありました。
しまったな、と感じました。
案の定、「こんや飲みにいがねっか?」とふられたのであります。
「みんなにも声かけるガラ」と。
イテテテテと腹を押さえて仮病を演じようとしましたが、時を逸したようであります。
禿げ頭は「オノ君の、その髪ね、今夜のテーマにするガラ」
いま実家で、このブログをUPしていますが、約束の時間まで、あと二時間。
面倒くせなぁ…と財布からお札をポケットに移したのであります。