2016
03.02

こんど大学四年生になる就職活動がスタートしたとか。

幕張メッセでその説明会があり、待遇の良い職場を求めて多くの学生たちは黒いスーツを着てお出まししているよーでございます。

だんだんと、発狂しているのは自分なのか、時代なのか疑問になり、ガラスの屈ならぬ、さきのパーティーで飾った手作りの蝶ネクタイを見つめておるのであります。

ちゃんと就職したことのない私メは、いまもなおアルバイトの延長のような気持ちなのであります。
けれども、会社勤めにかすかな憧れがあり、むろんそれは仕事内容ではなく、忘年会だとか、社内運動会、社内旅行に対してであります。
いぜんは、それらにお呼ばれしたこともございます。

出世する人たちと、そうでない人達を観察するのも楽しゅうございました。
社内ソフトボール大会では、上司の打ったひょろひょろ球を受けそこなった演技者ほど偉くなれるのだと感心したりもいたしました。
そういう話題は、講義に生かされ、私メの講義を聞くことで目からウロコのお方も少なくございませんでしょう。

それにしても就職に目の色を変える若者たちの気持ちが理解できませぬ。いやいや、私メが若かった頃も同じでございますから、いまの若者に対してというより、世の中の仕組みにでございましょうね。

四柱推命にも就職してイイかどうかの運勢なのかは、キッチリと出ておりますです。私メなどは生涯平社員の運命。いやいや、首にされるのは時間の問題の命式であります。

独立を目指すお人もいるはずで、となれば、就職を希望するお方は、有名な企業に入り、その企業名で虎の威をきて威張るのでありましょうか。

生涯の収入の額も就職を間違うと五千万円から二億円ほどの差があるそうでありますね。
そーして老いてボケて死んでいくのでありましょうか。

何を言いたいのか分からなくなりましたが、やはり自分の運命の流れというものをキチンと学ぶ必要はありそうだぞ。
そういう結論でございますです。