2016
03.28
03.28
一輪咲いておりましたから、春風に誘われるよーにぶらぶらいたしました。
講義の翌日は声がガラガラ。本日もやはりガラガラなのであります。
サクラの開花は、ここにきて足踏み状態でホッとしております。
やらねばならないことがたまっておりますけれど、サボることに決めてましたので気が楽であります。
ゆきやなぎが見事に街角を飾り、風も花の匂いを孕んでおります。
けれど、こう暇を遊んでいるのは、じつは良くないことなのであります。
多くの不幸は暇な時間に作られるからであります。なぜなら暇な時間は妄想が広がり、妄想こそが不幸の原因だからであります。
不幸ではないのに、不幸の想像をするために、仮想の不幸が現実になるのであります。
忙しく働いているか、腹筋など体を動かしている間は、そういう妄想は生まれませぬ。
四柱推命的に申しますと、印星過多が妄想となるのであります。
印星は食神を潰し、財帛の道をダメに致します。
ありゃ、なんだ。
倉本荘とは、どこかで耳にした響きであります。
ルルルルなんて声で野ギツネと戯れる子供たちを主人公にした暗いドラマの脚本家の名前同じ響きではありませぬか。
花に誘われたのはイイとして、この倉本荘でUターンをして、速足で帰路に。
「神様ー!」
と心で叫んだのであります。
春風の芯の冷たさに腹をひやして藻屑現象を自覚したのでありました。