2016
07.18
07.18
うす曇りだと油断しておりました。
近くに海がありますが、このところ足が遠のいておりました。
でも真夜中に狼煙が。
浜降祭りなのでありました。夜通し神輿を担ぎ、明け方海に入るという迷惑なお祭りであります。
それで海に参ったのであります。
10分程度の海でしたが、目がクラクラしてきましたです。
雲が切れて、陽射しが原爆の閃光のように照りました。
これが熱中症なのかもしれないと実感いたしまして、ガッツリと冷房の効いたスーパーに飛び込みましたが、後の祭り。
頭が内側から叩かれるように痛み出し、膝から下に力がはいりませぬ。
トマトと西瓜のスライスしたヤツを買い、入り口で貪ったのであります。
とても良い体験でありました。
これで熱中症にかかった人たちの気持ちを推し量ることができるからであります。
髪をほどき、冷たいシャワーを何度もぶっかけました。
「バカでないの?」
とロメオがベッドの上で寝そべって、頭だけ捻じって私メを眺めておるのでありました。