2016
08.19

久しぶりにテレビを点けたら、それは昼のワイドショーでして、オリンピックの話題なのでありました。

「選手のみなさんは、みんな頑張っている」
などと、出演者の者どもは雁首を揃えて異口同音。
「私には関係ないことです」とかのひと言もないのでありました。

易者の宿命でしょうか、私メはとみに頑固者になっていることを自覚するのでございます。
老母からは「教育が悪がったえんが、そつたに頑迷になってしまって」と先日、関東に帰り際に言われましたです。

この症状は、おそらく十傳スクールでお勉強されている方々にも伝播しているはずであります。
より頑迷になるテキスト、「四柱推命解錠録」を配布する予定でございます。

四柱推命に限らず、断易も奇門遁甲も、人間の真髄を知ることが大切でありまして、それらは現在の日本のキレイ事を美徳とする奇妙な現象とは背離するものであります。

が、時間を作ってヨーロッパを旅行すれば、安心するかと思いますですが、いかに日本の美徳が、西洋では甘すぎる感覚だと知ることでありましょう。
むろん、西洋の奴らに迎合する必要はないのでございますけれど、日本の常識がいかに狂っているかを体感することは大切であります。

もはや中国は我が国を侵略しているよーですし、朝鮮もミサイルを撃ち込んでおります。政府は、国民に「そろそろ、そいつ等に敵対感情を持たせる時だべ」とばかりに尖閣列島の画像を見せつけております。

つまり誰も信用できないのであります。
ただ、人間の本質を残酷なまでに教えてくれる運命学だけが頼りかもしれませぬ。

偏屈になることは正しい姿だと、私メは勝手に解釈しておる次第でございます。